ホテル松尾に泊まってみた|浜田の魚と、昔ながらのおもてなしを楽しめる宿

ホテル松尾

島根県浜田市にある「ホテル松尾」に宿泊してきました。
浜田駅周辺といえば、全国チェーンのビジネスホテルがいくつか点在しておりますが、ホテル松尾は少しタイプが違います。

実際に泊まって感じた魅力は、大きく3つ。

  • 朝からしっかり楽しめる、料理の強さ
  • 昔ながらの情緒が残る、落ち着いた雰囲気
  • チェーンホテルにはない、あたたかい接客

特に印象に残ったのは食事です。
夕食では浜田産の魚介を使った会席料理、翌朝にはのどぐろの焼き魚や宍道湖のしじみ汁などが並ぶ和朝食。
さらに朝食会場からは浜田の街を見渡すことができ、料理だけではなく、「浜田で迎える朝」そのものを楽しめるホテルだと感じました。

建物や客室には昔ながらのホテルらしい部分も残っています。
しかし、それを単純な「古さ」と感じるだけではなく、今のチェーンホテルには少なくなった旅館的な雰囲気や、人との距離の近さも含めて楽しめる宿といえます。


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目次

今回宿泊したのはシングルルーム

今回宿泊したのはシングルルームです。
客室に入ると、最新のビジネスホテルとは少し違う、昔ながらのホテルらしい雰囲気があります。

室内にはベッドと広めのデスクがあり、一人で宿泊するには十分なスペース。
観光利用はもちろん、出張でパソコン作業をする場合にも使いやすい造りです。

水回りはリニューアルされています。
客室そのものにはどこか懐かしさを感じますが、ユニットバスはきれいに整えられているため、実際に泊まってみると不便さはあまり感じませんでした。

昔ながらの情緒は残しながら、必要な部分には手を入れている。
そんな印象のホテル松尾の客室でした。


大きな鍵も、今となってはホテル松尾らしさの一つ

客室はオートロックですが、鍵そのものは昔ながらの大きめのタイプです。※写真を撮り忘れてしまいました。。。
夜に外出するときには正直少し嵩張りました。
カードキーに慣れていると、不便に感じるポイントではありますね。

ただ、ホテル全体の雰囲気を見ていると、この大きな鍵もどこか昔ながらの旅館やホテルを思わせます。
利便性だけを考えれば改善してほしいところですが、一方でこうした部分も含め、
「昔から浜田の街にあるホテルに泊まっている」
という感覚があったのも事実。

古さをすべて消してしまうのではなく、こうした部分を「ノスタルジックなホテルらしさ」として見せても面白いと思います。


ホテル松尾の夕食は、浜田の魚をしっかり味わえる会席料理

今回の夕食は会席料理でした。

お品書きには、

  • 浜田産鯖棒寿司
  • 隠岐の島産白バイ貝
  • 平政
  • 浜田産甘鯛
  • 浜田産河豚
  • しまね和牛
  • 弥栄産こしひかり

など、島根や浜田の食材が並んでおり、とてもワクワクしました。

ただ豪華な料理を出すのではなく、
「浜田・島根に来たからこそ食べてほしいもの」
が随所に入っているのが印象的でした。


浜田産河豚竜田揚は、想像以上のふっくら感

夕食で特に印象に残ったのが、浜田産河豚竜田揚です。
正直、浜田とフグがあまり自分の中で結びついていなかったので、まず「浜田でフグが獲れるんだ」という驚きがありました。

そして、さらに驚いたのが食感。
衣の中の身が、今まで食べたフグ料理ではあまり感じたことがないほどふっくらしていました。
身には厚みがあり、噛んだ瞬間に柔らかさが伝わります。

浜田産の藻塩を少しつけて食べると、魚そのものの旨味もよく分かりました。
今回の夕食の中でも、特に記憶に残った一品です。


のどぐろの煮付けで、改めて「島根の自慢の魚」だと感じた

もう一つ印象に残ったのが別注で注文した、のどぐろの煮付けです。
島根県に住んでいても、のどぐろを日常的に食べる機会はそれほど多くありませんしね。

久しぶりにしっかり味わってみると、口に入れた瞬間に旨味がふわっと広がりました。
脂の乗った身と甘辛い煮汁の相性もよく、
「やっぱり、のどぐろは島根の自慢の魚だな」
と改めて思わせてくれる一品でした。

浜田を訪れた人にも、ぜひ一度味わってほしい魚です。


一人の夕食でも楽しく過ごせた、あたたかい接客

ホテル松尾でもう一つ印象に残ったのが、スタッフの接客です。
フロントスタッフ、レストランスタッフともに、とてもアットホームで和やか。
今回の夕食は一人でしたが、料理を持ってきてくださる際に自然に話題を振ってもらい、食事の時間を楽しく過ごすことができました。

大きなホテルやチェーンホテルでは、接客が良くても「効率的でスムーズ」という方向になりやすいです。
ホテル松尾の場合は、それとは少し違い、
宿泊客一人ひとりを見ながら接しているような距離感
を感じました。

入口での名前表示や、お品書きへの名前の記載などにも、旅館的な細やかさがあります。
名前を覚えて対応する、常連客に合わせて接する。
そうした一つ一つは小さなことですが、積み重なることで、
「ホテル松尾らしいおもてなし」
になっているように感じます。

また、デザート前におしぼりを新しいものへ交換してもらえたのも印象的でした。
料理だけでなく、こうした気遣いまで含めて夕食の満足度が高かったです。


次はえびす丼も食べてみたい

今回は会席料理でしたが、次に気になったのが「えびす丼」。
浜田の海の幸をたっぷり盛り付けた丼です。
今回の夕食では、一品ずつ丁寧に魚を味わいました。

一方で、
浜田の魚をどんぶりいっぱいに盛って豪快に食べる
という楽しみ方も、また違った魅力がありそうです。

次回はぜひ食べてみたいと思っています。


ホテル松尾の推しポイントは、むしろ朝食にあるかもしれない

夕食も満足度が高かったのですが、今回宿泊してみて、
「ホテル松尾は朝食もかなり印象的」
と感じました。

朝食会場に入って、まず目に飛び込んできたのが景色です。
夕食時にはあまり意識していませんでしたが、朝になると窓から浜田の街並みを一望できます。
他のお客様も、席に着かず立ったままずっと外の景色を眺めていました。

料理だけでなく、景色も含めて「朝の体験」になっています。


のどぐろ、しじみ、炊き立てご飯。浜田・島根らしい朝食

朝食は和定食。
手作りの小鉢がいくつも並び、炊き立てのご飯、宍道湖のしじみを使った味噌汁、そして焼き魚が提供されます。

特に目を引くのが、のどぐろの焼き魚。
朝食からのどぐろが出てくるホテルは、それだけでも記憶に残ります。

小鉢も一品だけではなく、少しずついろいろなものを食べられる内容。
炊き立てのご飯としじみの味噌汁を合わせれば、まさに王道の和朝食です。

そこに浜田の魚が加わることで、
「どこでも食べられるホテル朝食」ではなく、「浜田で食べる朝食」
に進化していました。
ありきたりの洋食、できあいのバイキングなど省力化に舵を切るホテルが多い中、一品一品手間暇かけて調理されているのが伝わってくる朝食でした。


朝食は近隣の機能型ホテルとの差別化ポイント

浜田駅周辺には、宿泊するだけなら便利なホテルがいくつもあります。
一方、ホテル松尾は「朝食を食べるところ」まで宿泊体験として成立しています。

のどぐろやしじみなど地域性のある料理。
手作りの小鉢。
そして7階から見える浜田の街。

客室の新しさや設備だけで競うのではなく、
朝からしっかり浜田を感じられること
が、このホテルの大きな強みだと思います。

むしろ食事を重視する人であれば、
「朝食を食べるためにホテル松尾を選ぶ」
という選択をしてもいいと思いました。


昔ながらの情緒を残すホテル

ホテル松尾には、最新ホテルにはない空気があります。
大きな鍵、旅館的な接客、落ち着いた館内。
昔ながらのホテルや旅館にあったものが、今もところどころに残っています。

古いものをすべて新しくすることが、必ずしもホテルの魅力につながるとは限りません。
ホテル松尾の場合、
「昔ながらの情緒」と「必要な部分のリニューアル」
をうまく組み合わせることで、独自の魅力を出せるホテルだと思います。

最新設備を求める人よりも、
「その土地らしい宿に泊まりたい」
「チェーンホテルとは違う雰囲気を楽しみたい」
という人の方が、ホテル松尾の良さを感じやすいでしょう。


ホテル松尾はこんな人におすすめ

ホテル松尾は、特に次のような人におすすめです。

  • 浜田の魚を夕食・朝食の両方で楽しみたい
  • 朝食を重視してホテルを選びたい
  • 浜田らしい食体験をしたい
  • チェーンホテルにはない、あたたかい接客が好き
  • 昔ながらの旅館やホテルの雰囲気が好き
  • 一人旅でも落ち着いて夕食を楽しみたい
  • 出張でも「泊まるだけ」で終わらせたくない

逆に、最新設備や完全に無機質なデザインホテルを求めている人には、少し方向性が違うかもしれません。


料理、人、情緒。ホテル松尾ならではの宿泊体験

今回ホテル松尾に泊まってみて感じたのは、このホテルの魅力は一つではないということです。

夕食では浜田産河豚やのどぐろ。
朝食では、のどぐろの焼き魚、宍道湖のしじみ、炊き立てのご飯。
そして7階から眺める浜田の街。
さらに、スタッフとの会話や名前入りのお品書きなど、チェーンホテルにはない距離感の近い接客があります。
建物には昔ながらの部分も残っていますが、それも含めてホテル松尾の雰囲気です。

料理、人、そして昔ながらの情緒。
この3つが合わさっているからこそ、「ただ泊まるだけではない浜田での一泊」になるのだと思います。

特に、
「浜田と言えば魚。その土地らしいものを朝から夜まで味わいたい」
という人には、かなり相性のいいホテルだといえます。

ホテル松尾の宿泊プランと空室は、以下から確認できます。
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ホテル松尾 公式サイトはこちら

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