「烏賊の味忘れで帰る美保の関」
俳人・高浜虚子がそう詠んだほど、美保関はイカが名物の漁港の町です。
美保神社への参拝を予定している方、両参りで出雲大社から足を伸ばす方——せっかく来たなら、ランチも美保関らしい一食にしたいのではないでしょうか。
この記事では、徒歩圏から車5分圏内まで、目的・好みに応じて美保関のグルメを整理してご紹介します。
※美保神社の見どころや参拝方法は美保関観光完全ガイドをあわせてご覧ください。
美保関グルメの魅力|漁港の町だから食べられるもの
美保関の食の強みは、漁港直結の鮮度です。
美保関漁港では底引き網漁や定置網漁が今も営まれており、水揚げされたばかりの魚介類がそのまま町の食卓に届きます。
特に「美保関ならでは」と言えるのが次の3つです。
白イカ(ケンサキイカ)
島根半島沖で水揚げされる白イカは、肉厚でありながら柔らかく、甘みが強いのが特徴。夏から秋にかけてが旬で、イカ焼きや刺身として地元の食卓に並びます。高浜虚子が俳句に詠んだ「イカの味」もまさにこれです。
イカ焼き
美保神社前の参道に並ぶ屋台の定番。醤油の香ばしい香りが漂う中、焼きたてのイカをほおばるのは美保関観光の定番体験です。
ベニズワイガニ・松葉ガニ
境港から直送されるカニ料理は、秋冬の美保関グルメの主役。まつやでは松葉ガニシーズン(11月〜3月)にカニ定食が登場し、県外からもわざわざ訪れる人が絶えません。
美保神社周辺でランチするなら|徒歩圏のおすすめ3店
美保神社参拝後にそのまま歩いて食事に向かいたい方には、神社周辺の以下の3店が便利です。
いずれも参拝後の流れで立ち寄りやすい立地にあります。
かもめ亭(福間館)|漁港と大山を眺める絶景定食
美保神社のすぐそばに立つ老舗旅館「福間館」の2階レストランです。
目の前に広がる美保関漁港と、天気のよい日には大山まで望める絶景の中でいただく海鮮料理は、美保関随一のロケーションと言っていいでしょう。窓側の席からは漁船が行き交う港の日常が見え、食事だけでなく場の空気そのものが旅の記憶に残ります。
毎朝揚がる定置網の魚を使うため、メインの魚介は日によって変わります。
何が出てくるかわからない楽しみも、かもめ亭ならではです。
ランチは完全予約制(11:00〜14:00)。当日の飛び込みは難しいため、旅の計画段階で電話予約を入れておくのがおすすめです。
| メニュー | 価格(税込) |
|---|---|
| 朝どれ海鮮丼 | 1,500円〜 |
| 朝どれ和定食 かもめ定食(竹) | 2,500円 |
| 朝どれ和定食 かもめ定食(松) | 3,000円 |
| 海鮮ちらし寿司弁当 | 1,500円〜 |
【最新情報は公式サイトおよびSNSアカウントをご確認ください。】
| 店名 | お食事処 かもめ亭(福間館) |
| 営業時間 | 11:00〜14:00(完全予約制) |
| 住所 | 島根県松江市美保関町美保関(Google Map) |
| 電話番号 | 0852-73-0011 |
| 公式サイト | fukumakan.jp |
Hasikko|2024年オープンの新しいカフェ
2024年にオープンした美保関町美保関602のカフェです。オーナー自らが島根半島沖で釣ったイカを使った「いか団子串(500円)」や鯖コロッケは全て手作り。ビーフカレー・ハンバーグカレー(各1,380円)などのランチセットも提供しており、「海鮮以外の選択肢が欲しい」という方にも対応しています。
いか団子串はテイクアウト可能で、青石畳通りを歩きながら食べ歩きにも使えます。店長一押しのクリームソーダも人気メニューです。営業日はInstagramで随時発信されているため、訪問前に確認を。
| メニュー | 価格(税込) |
|---|---|
| いか団子串 | 500円 |
| ビーフカレー(ランチセット) | 1,380円 |
| ハンバーグカレー(ランチセット) | 1,380円 |
| ハンバーグプレート(ランチセット) | 1,680円 |
| 濃厚チーズトースト(ドリンク付き) | 950円 |
| アイス | 450円 |
※ランチセットにはドリンク(アイスコーヒー・りんごジュースなど)が付きます。チーズトッピング+200円、ホットコーヒー+100円。テイクアウト可。
【最新情報は公式サイトおよびSNSアカウントをご確認ください。】
お土産休憩処 なかうら|港を眺めながら軽食
美保神社そばの軽食スポット。
港に向いたカウンター席で海を眺めながら食べられるのが特徴で、参拝後のひと休みにちょうどよい雰囲気です。メニューはアゴ出汁うどんとイカ焼きで、しっかり食事というよりも小腹を満たす使い方に向いています。
車で5分圏内ならまつや|海鮮丼の王道
美保神社から車で約5分の宇井エリアに位置する「味処・民宿 まつや」は、創業50余年の海鮮食堂です。県外からもわざわざ訪れる人が多く、昼前から満席になることも珍しくありません。筆者が訪れた際も、開店直後から地元客と観光客が入り混じって賑わっており、人気のほどが伝わってきます。
両参りで出雲大社から美保神社へ訪れる場合は、参拝後にまつやで海鮮丼を楽しみ、そのまま美保関灯台へ向かうコースが定番です。
丼物・刺身丼系は材料がなくなり次第終了。季節により魚介の内容が変わります。週末や連休は特に早めの来店か事前予約を推奨します。
| メニュー | 価格(税込) |
|---|---|
| 海鮮丼(酢飯) | 2,400円 |
| 刺身丼(酢飯) | 1,800円 |
| 琴浦サーモンいくら丼 | 2,500円 |
| うにいくら丼(酢飯) | 2,900円 |
| まつや定食 | 3,900円 |
| ベニズワイガニ定食 | 4,900円 |
| 刺身盛合定食 | 2,500円 |
| お魚定食(刺身・煮魚付き) | 1,800円 |
| エビ出汁醤油ラーメン定食(刺身付き) | 1,200円 |
| うなぎ定食(天ぷら付き) | 2,700円 |
大盛り+200円。生うにセット+1,200円、天ぷら盛合せセット+880円のオプションあり。ミニサイズの丼(1,000〜1,400円台)も揃っています。民宿入口ではカニの販売も行っています。
【最新情報は公式サイトおよびSNSアカウントをご確認ください。】
| 店名 | 味処・民宿 まつや |
| 営業時間 | 11:00〜14:30 |
| 定休日 | 日曜日 |
| 住所 | 島根県松江市美保関町宇井716(Google Map) |
| 電話番号 | 0852-72-2327 |
| 公式サイト | matsuya.shimane.jp |
美保関灯台周辺でランチするなら
美保関灯台ビュッフェ|日本海一望のオーシャンビューカフェ
美保神社から車で約10分、美保関灯台のそばに立つ「美保関灯台ビュッフェ」は、明治31年建造の石造り職員宿舎を活用したカフェ&レストランです。全席から日本海を一望できるロケーションで、天気のよい日には隠岐の島が見えることもあります。
看板メニューのイカ丼・イカめし定食のほか、カレーやケーキセット・ハーブティーセットなどカフェ利用も可能。海鮮が得意でない方も、ここなら気軽に立ち寄れます。ランチ後はすぐそばの美保関灯台を見学するのがおすすめの流れです。
詳しいメニューや営業時間は美保関灯台ビュッフェ完全ガイドをご覧ください。
美保関で海鮮が苦手な方へ|それでも楽しめるランチ
「同行者が海鮮を食べられない」
「魚料理以外の選択肢も知りたい」という方には、以下の組み合わせがおすすめです。
Hasikkoのビーフカレー(1,380円)・ハンバーグカレー(1,380円)・ハンバーグプレート(1,680円)は、海鮮とは関係なく楽しめるランチセット。島根半島沖産のイカを使ったいか団子串(500円)は軽食として試しやすく、海鮮が苦手な方でもイカの風味を少し体験できる入口になっています。
美保関灯台ビュッフェはカレー・ケーキセット・ハーブティーセットなど、海鮮以外のメニューも充実しています。眺望を楽しみながらカフェタイムとして利用するだけでも十分価値があります。
美保関グルメを楽しむための3つのコツ
① 人気店は必ず予約してから訪問する
かもめ亭は完全予約制、まつやも週末は開店前から行列になることがあります。旅の計画段階で電話予約を入れておくと安心です。
② 旬の食材で内容が変わることを楽しむ
白イカ(夏〜秋)・のどぐろ(秋以降)・カニ(冬〜春)と、季節ごとに主役が変わるのが美保関の海鮮の面白さ。時期に合った旬を狙うのも旅の計画の楽しみです。
③ 観光コースとセットで動くとスムーズ
美保神社参拝→青石畳通り散策→ランチ→灯台見学の流れが定番コース。詳しい行程は美保関観光モデルコースをご参照ください。
よくある質問(FAQ)
- 美保関で海鮮丼が人気のお店は?
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「味処・民宿 まつや」が地元・観光客ともに人気です。海鮮丼(2,400円)は材料がなくなり次第終了のため、早めの来店か事前予約がおすすめです。かもめ亭(福間館)の朝どれ海鮮丼(1,500円〜)も予約制で提供しています。
- 美保神社の近くでランチできる場所は?
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徒歩圏では、かもめ亭(福間館)・Hasikko・お土産休憩処なかうらが利用できます。まつやは神社から車で約5分の宇井エリアにあります。かもめ亭は完全予約制のため、必ず事前に予約してから訪問してください。
- 美保関名物のイカ焼きはどこで食べられる?
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美保神社前の参道周辺の屋台で食べられます。お土産休憩処なかうらでも提供しています。Hasikkoでは「いか団子串(500円)」のテイクアウトも可能で、青石畳通りを歩きながらの食べ歩きにも向いています。
- 美保関灯台周辺で食事できますか?
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「美保関灯台ビュッフェ」で食事・カフェ利用ができます。イカ丼・イカめし定食のほか、カレーやケーキセットなど海鮮以外のメニューも揃っています。詳細は美保関灯台ビュッフェ完全ガイドをご覧ください。
- 美保関でカフェや軽食を楽しむなら?
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2024年オープンのHasikkoが、美保神社そばの新しいカフェとして注目されています。ランチセットやいか団子串、クリームソーダなどを提供。営業日はInstagram(@hasikko.mihonoseki)で確認できます。
- まつやは予約なしで入れますか?
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予約なしでの入店も可能ですが、週末や行楽シーズンは開店前から行列ができることがあります。海鮮丼などの人気メニューは数量限定のため、予約または早めの来店をおすすめします。定休日は日曜日、営業時間は11:00〜14:30です。
