良縁を願う多くの参拝者が訪れる出雲大社。
しかし、その「縁結び」の力は、訪れる時期によって異なる表情を見せることをご存知でしょうか。
季節ごとの空気感や神事の意味を知ることで、旅の質はぐっと深まります。
この記事では、最強の縁結びシーズンと言われる11月の神在祭はもちろん、実はおすすめな早朝参拝や時期ごとのメリットを紹介。
理想のご縁をたぐり寄せるために、今のあなたにぴったりの参拝時期を見つけてみましょう。
2026年の縁結びをのための出雲大社参拝のベストタイミングは?

①最強タイミングは神様が集まる11月!
出雲大社を訪れるのに、一番ご縁をいただけるタイミングと言えば「神在祭」でしょう。
毎年旧暦の10月10月からの1週間、全国の八百万の神が出雲の地に集まり、縁結びの会議が行われるからです。
2026年の神在祭の日程は、11月18日から25日。
この一週間は様々な神事が執り行われます。
各神事の日程は以下記事で詳しく紹介しています。

縁結び目的ならば、縁結び大祭がおすすめ
神在祭の中でも、特に良縁の祈願をするのが縁結び大祭。
一般参加が可能な祭りで、2026年の日程は11月23日と25日。
2025年は当日の受付もしていましたが、確実に参加するには事前に申し込みしておきましょう。
➡出雲大社ホームページ
(執筆1月現在、まだ受付開始しておりませんでした。)
なお、11月23日は祝日のため、注意してください。
出雲大社の神事の中でも特に重要な「古伝新嘗祭」も同日のため、例年以上に混雑が予想されます。
航空券や宿泊先は半年前の5月には埋まり始めますので、早めに抑えておきましょう。

②ゆとり重視派*神様を独り占めして癒やされたいなら「オフシーズンの平日早朝」
個人的にはオフシーズンに、しかも早朝に参拝するのをおすすめしたい。
早朝参拝は人も少なく、境内も清らかな空気が流れているため、心を落ち着けたまま神様と向き合うことができるからです。
朝は6時から参拝が可能です。
近隣の宿に宿泊し、いつもより早めに起床して参拝し、おいしい朝食を食べてみましょう。
残りの1日はゆっくり観光することができ、かなり贅沢な時間の使い方ができます。
③浄化・リセット派*新しい自分に生まれ変わりたいなら「新緑の4月・5月」
島根への観光のベストシーズンは?と聞かれたら私は迷わず4月と5月と答えます。
山々が鮮やかな新緑に包まれるこの時期は、冬の間に溜め込んだ不要なものを手放し、心身を清める「浄化とリセット」に最適なシーズンと言えます。
世間では新生活の慌ただしさが目立つ時期ですが、出雲大社で結ばれるご縁とは人の縁だけでありません。
仕事や住まい、趣味といった、あらゆるご縁を結んでくれるのです。
年度初めのデトックス旅として、このシーズンを選んでみるのもいかがでしょうか?
④通な選択派*浄化の雨がご縁を運ぶ?地元の人が教える「6月のしっとり参拝」
雨の多い6月は、多くの観光客が足早に通り過ぎてしまう時期かもしれません。
しかし、本質を知る「通」な方にとって、これほど贅沢な時間はないのでは?
提案したいのは、雨音に包まれながら心静かに自分と向き合う「しっとり参拝」です。
出雲において、雨は万物を清める「浄化の象徴」とされます。
しとしとと降る雨は境内の静寂を際立たせ、神域の空気感をより一層濃密なものに変えてくれます。
人混みを避けたこの時期の参拝は、神様との対話をじっくりと感じることのできる貴重な機会。
雨に洗われた石畳や、瑞々しく輝く苔の美しさに目を向けてみましょう。
普段の喧騒の中では見落としてしまうご縁の種に気づけるはず。
湿り気を帯びた風が、冬から春にかけて凝り固まった心を解きほぐし、新しい良縁を運んでくる。
そんな「通」な大人の嗜みは、この6月にこそ体験できます。
縁結び旅の質を上げるための準備(服装・持ち物・作法)
縁結びの聖地・出雲や島根を巡る旅において、左右するのは事前の準備。
単なる観光で終わらせず、神様とのご縁をより深くするために服装や持ち物、作法も事前にチェックしておきましょう。
服装:敬意を形にする「清潔感」
神社は神様の家です。
正装である必要はありませんが、サンダルや露出の多い服はなるべく避けましょう。
おすすめはスマートカジュアル。
石畳や砂利道を歩きやすい靴を選びつつも、襟付きのシャツや控えめなボトムスで、敬意を表現するのが大人の嗜み。
整った身なりは、不思議と自分自身の背筋も伸ばしてくれます。
持ち物:ご縁を繋ぐ三種の神器
参拝する上で、持っておきたい三種の神器をご紹介します。
- 小銭入れ: お賽銭をスマートに出せるよう、五円玉や五十円玉を分けておくと心が落ち着きます。
- 清潔なハンカチ: 手水舎での清めの後、濡れた手を拭く所作までが礼儀。神聖な水で清めた手を、使い古したタオルではなく、綺麗な布で拭うことで心が整います。
- 御朱印帳: 参拝の証としてだけでなく、神様との結びつきを記録する大切なツールです。
出雲大社参拝を機に御朱印帳を新調してみるのもいいですね。
作法:感謝から始まる対話
一般的には二礼二拍手一礼ですが、出雲大社は二礼四拍手一礼となります。
ただし、何より重要なのは心の在り方です。
まずは自分の願い事ではなく、今日ここまで無事に導かれたことへの感謝伝えましょう。
そのゆとりある心が、結果として良きご縁を引き寄せるスペースを作ってくれます。
形を整えることで意識が変わり、旅の景色も一変します。
万全の準備で、あなただけの特別なご縁を見つけに行きましょう。
最高の縁結びのために、最適な参拝時期を
出雲大社での縁結びは、特定の時期に合わせるだけでなく、あなた自身の準備が整い「今、行きたい」と感じたときこそが最高のタイミングです。
神在月の力強いエネルギーを授かるのも、静かな季節に自分を磨くのも、すべては良きご縁へと繋がっています。
本記事で紹介した時期や作法を参考に、ぜひ心穏やかに神様と向き合える日を選んでみてください。
整った準備と前向きな心が、きっと素晴らしい未来を運んでくれるはずです。
