玉造温泉の泉質は“天然の化粧水”?|メタケイ酸と水分量165%調査・源泉持ち帰りを解説

玉造温泉の泉質は“天然の化粧水”?|メタケイ酸と水分量165%調査・源泉持ち帰りを解説

「玉造温泉の泉質は本当に美肌に効くの?」

「源泉は化粧水として持ち帰れるって本当?」

「他の美肌温泉と比べて、何が違うの?」

島根県松江市にある玉造温泉は、1300年前の『出雲国風土記』に「神の湯」として記された山陰を代表する古湯のひとつ。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で、化粧品にも使われる潤い成分「メタケイ酸」を多く含むとされています。

本記事では、玉造温泉が「美肌の湯」「天然の化粧水」と呼ばれる根拠を、サティス製薬の調査結果や全国の美肌温泉との比較を交えて解説。さらに、湯薬師広場たらい湯での源泉の持ち帰り方や、化粧水としての正しい使い方、姫ラボコスメとの使い分けまで、現地体験ベースでまとめました。

玉造温泉を「ただ浸かるだけ」で終わらせず、旅のあとも美肌体験を持ち帰るためのガイドとして役立てていただければ嬉しいです。

目次

玉造温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉」

玉造温泉の泉質について、まず知っておきたいことをまとめておきます。

泉質名ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
pH弱アルカリ性
メタケイ酸100mg前後含まれる源泉もあるとされている
美肌ポイント肌をやわらかくする硫酸塩泉と、湯冷めしにくい塩化物泉の特徴を併せ持つ
向いている肌乾燥肌・くすみが気になる肌

正式な泉質名と pH

玉造温泉の泉質は、正式には「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉」と表記されます。pH は弱アルカリ性で、色や匂いはほとんどなく、肌あたりがやさしいタイプの温泉です。

「硫酸塩泉」と「塩化物泉」という2つの泉質を併せ持つのが特徴で、それぞれが異なる美肌作用に関わっていると言われています。

玉造温泉の3つの主成分と美肌へのはたらき

玉造温泉が「天然の化粧水」と呼ばれる背景には、3つの主成分の働きがあると言われています。

成分名主な役割・特徴
硫酸イオン肌にハリと潤いを与え、しっとりとした質感へ導くと言われる成分
塩化物肌の表面に塩の膜を作り、湯上がり後のしっとり感につながると言われる成分
メタケイ酸天然の保湿成分。肌のうるおいを保ち、キメを整えると言われている

特に注目されているのがメタケイ酸。化粧品にも使われる天然の保湿成分で、玉造温泉は「美肌の湯」の目安とされる100mgを上回るとされる源泉もあると言われています。

温泉地としての基本データ

玉造温泉は、島根県松江市玉湯町玉造に位置し、1300年以上の歴史を持つ古湯として知られ、『出雲国風土記』にも登場する山陰を代表する温泉地です。城崎温泉・皆生温泉・三朝温泉と並んで、山陰を代表する温泉地のひとつに数えられています。

温泉街は玉湯川沿いに広がっており、徒歩で散策しながら源泉スポットや足湯、縁結びのパワースポットを巡れるコンパクトな立地が魅力です。

※泉温・湧出量など最新のデータは、松江観光協会公式サイトでご確認いただくことをおすすめします。

玉造温泉が「美肌の湯」と呼ばれる理由

玉造温泉が「美肌の湯」と呼ばれる理由について一番気になるのは、「なぜ美肌の湯と呼ばれているのか?」という根拠の部分だと思います。

美肌の湯と呼ばれる主な理由硫酸イオン × 塩化物 × メタケイ酸 × 弱アルカリ性の4要素
湯上がり直後にすべすべ感が出やすい理由弱アルカリ性のはたらき
しっとり感が続きやすいと言われる理由メタケイ酸や塩化物による保湿感
体感さらっと入って、後からしっとり
検証データサティス製薬による調査結果(水分量165%UPと紹介)

硫酸イオン|肌にハリと潤いを与える

玉造温泉には硫酸イオンが多く含まれており、肌にハリと潤いを与える働きがあると言われています。硫酸塩泉は古くから湯治場として親しまれてきた泉質です。

塩化物|塩の膜で潤いを閉じ込める

塩化物泉の特徴は、肌の表面にうすい塩の膜を作ること。この膜が「保湿の蓋」のような働きをして、湯上がり後のしっとり感につながると言われています。

メタケイ酸|化粧品にも使われる潤い成分

メタケイ酸は、化粧品にも配合される天然の保湿成分です。温泉業界では、メタケイ酸50mg以上を「美肌成分が豊富」と紹介する例もあり、100mg前後を含む温泉は「美肌の湯」として語られることがあります。

玉造温泉の源泉には、このメタケイ酸において高い数値を示すものもあるとされており、「美肌の湯」として語られる理由のひとつになっています。

弱アルカリ性|古い角質をやさしく落とす

玉造温泉のpHは弱アルカリ性。アルカリ性のお湯には、古い角質や皮脂を落としやすいと言われる性質があります。湯上がりに肌がすべすべと感じられるのは、このはたらきが関わっているとされています。

湯上がり直後と、続いた後の二段階の体感

玉造温泉の体感には、「1回でも違いを感じる」湯上がり直後の感覚と、「しっとり感が続きやすい」あとに残る感覚の両方があると言われています。それぞれ異なる特徴を持っているため、両方の感じ方が起こるとされています。

  • 湯上がり直後の「すべすべ感」……弱アルカリ性のはたらきによるものとされる
  • あとに残る「しっとり感」……メタケイ酸や塩化物による保湿感によるものとされる

「さらっと入って、後からしっとり」という二段階の体感は、4つの要素がそれぞれ異なる特徴を持っているからこそ生まれていると考えると、玉造温泉の特徴がより理解しやすくなります。

実際に入ってみると、湯上がり直後はさらっと軽いのに、時間が経つほど肌が乾きにくい感覚がありました。

サティス製薬の調査で注目された玉造温泉の「高級化粧水レベル」という評価

玉造温泉が単に古い言い伝えだけでなく、現代の調査結果でも注目されている点を解説します。

調査機関株式会社サティス製薬(民間企業)
試験結果として紹介されている数値肌の水分量 165%UP(8週間使用・条件下での測定)
比較対象全国180ヶ所の温泉
評価「高級化粧水レベル」と紹介されることもある
注意点個人差あり・条件下での測定結果

水分量165%UPという試験結果として紹介されている数値

玉造温泉の美肌効果については、化粧品開発の実績が豊富な株式会社サティス製薬による泉質調査が知られています。同社による調査では、一定条件下で玉造温泉水を継続使用した際、入浴後の肌水分量が使用前比で165%になったという結果が報告されています。

あわせて、肌の印象変化についても調査結果の中で触れられています。

全国180ヶ所の温泉と比較して高い数値を示したと紹介

サティス製薬が分析した全国180ヶ所の温泉データの中でも、玉造温泉は高い数値を示したと紹介されています。こうした結果から、一部メディアや紹介記事では「高級化粧水レベル」と表現されることもあります。

「美肌の湯」として全国的に知られる温泉地

1300年前から「神の湯」「美肌の湯」と語り継がれてきた玉造温泉ですが、近年このサティス製薬による調査によって、現代の調査結果でも注目されるようになりました。

玉造温泉は、豊富なメタケイ酸量などから「美肌の湯」として全国的に知られています。古い言い伝えと、現代の化粧品研究の知見の両方から語られている温泉地は、全国の温泉の中でも、成分面で注目されることの多い温泉地です。

⚠️ 数値の取り扱いについて
本記事で紹介している「水分量165%UP」「高級化粧水レベル」といった評価は、株式会社サティス製薬(民間企業)による条件下での測定結果や評価です。公的機関による認定ではなく、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。肌質や使用環境によって感じ方には個人差があります。あくまで一つの参考情報としてご覧ください。

出典:株式会社サティス製薬による調査結果。
詳細は玉造温泉美肌研究所 姫ラボ「玉造温泉について」玉造温泉ゆ〜ゆ「美肌の湯 玉造温泉」湯之助の宿 長楽園「成分・効能」の各公式サイト公開情報をもとに作成。

1300年前から語り継がれる「神の湯」|歴史と文献の裏付け

玉造温泉が「美肌の湯」と呼ばれるようになったのは、ごく最近のことではありません。1300年前の文献にすでに「肌が美しくなる湯」として登場しており、その歴史の厚みが現代の評価にも重ねられています。

『出雲国風土記』に記された「神の湯」

奈良時代の733年に編纂された『出雲国風土記』には、玉造温泉について次のような内容が記されています。

  • 「ひとたび濯げば形容端正しく」……一度入ると、姿かたちが整う
  • 「再び沐すれば万病悉く除ゆ」……二度入ると、さまざまな病が癒える
  • 「験を得ずといふことなし」……効果が得られなかったという話は聞いたことがない
  • 「故、俗人、神湯と日うなり」……ゆえに人々はこれを「神の湯」と呼んでいる

このような記述から、玉造温泉は古くから美肌温泉として語り継がれてきました。

清少納言『枕草子』にも登場する三名泉のひとつ

平安時代の女流文学を代表する清少納言の『枕草子』には、「湯はななくり湯、玉造の湯、有馬の湯」という一節があります。三つの名湯のひとつとして「玉造の湯」が挙げられていることから、当時の都にまで玉造温泉の名声が届いていたことがうかがえます。

1300年前の風土記と、平安期の宮中文学。両方に登場する温泉地というのは、全国的に見ても限られています。

「美肌県しまね」とポーラの美肌県グランプリ

現代に目を向けると、島根県は化粧品メーカーのポーラが実施している「ニッポン美肌県グランプリ」で、過去5回にわたって総合グランプリを獲得したと公表されています(2018年までの集計時点)。

もちろん温泉地と県全体の数値が直接結びつくわけではありませんが、「美肌県しまね」というフレーズが広く語られる背景には、玉造温泉の存在も少なからず影響していると言えそうです。

※調査年や集計方法は変更される場合があるため、最新の情報はポーラ公式サイトでご確認ください。

1300年前の文献、平安期の文学、そして現代の調査。古今を通じて「美肌」というキーワードで語られ続けてきた温泉地、それが玉造温泉です。

玉造温泉は全国の美肌温泉と比べて何がすごい?

玉造温泉が美肌の湯といわれるけれど、結局、他の美肌温泉と比べてどうなのでしょうか。

ここでは、全国的に「美肌の湯」として知られる温泉地と玉造温泉を、泉質や特徴の観点で比較してみます。

全国の美肌温泉との比較表

温泉地泉質pH湯ざわりの特徴源泉持ち帰り文化
玉造温泉(島根)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉弱アルカリ性さらりと入って、後からしっとりあり(湯薬師広場たらい湯)
嬉野温泉(佐賀)ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉弱アルカリ性とろみのある湯ざわり一部施設で対応
斐乃上温泉(島根)アルカリ性単純温泉強アルカリ性(要公式確認)ぬめり感のある湯ざわり限定的
龍神温泉(和歌山)ナトリウム-炭酸水素塩泉弱アルカリ性とろみが強い湯ざわり限定的
秋保温泉(宮城)ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉中性〜弱アルカリ性しっとり系の湯ざわり限定的
下呂温泉(岐阜)アルカリ性単純温泉アルカリ性さらりとした湯ざわりなし

※泉質・pHは各温泉地の公開情報を参考にまとめたものです。源泉によって異なる場合があるため、最新情報は各温泉地の公式情報をご確認ください。

玉造温泉ならではの3つの特徴

比較表からは、玉造温泉ならではの特徴がいくつか浮かび上がってきます。

① 硫酸塩泉と塩化物泉、両方を併せ持つ
「美肌の湯」と呼ばれる温泉の多くは、アルカリ性単純温泉や炭酸水素塩泉が中心です。玉造温泉のように硫酸塩泉と塩化物泉の両方を併せ持つタイプは、全国的に見てもそれほど多くありません。湯ざわりが「さらりと入って、後からしっとり」という二段階になるのは、この組み合わせならではと言えます。

② メタケイ酸を多く含むとされる源泉
化粧品にも使われる潤い成分であるメタケイ酸を、高い数値で含むとされる源泉が知られています。前章で紹介したサティス製薬の調査でも、この成分が「美肌の湯」と呼ばれる背景のひとつとして紹介されています。

③ 源泉を化粧水として持ち帰れる文化が確立している
玉造温泉の大きな特徴のひとつが、湯薬師広場たらい湯で誰でも源泉を汲んで持ち帰れる文化があること。専用のスプレーボトルも販売されており、「化粧水のように持ち帰る」体験が観光導線として整っているのは、全国の美肌温泉の中でも珍しい部類に入ります。

他の美肌温泉との「役割の違い」で選ぶ

美肌温泉と一口に言っても、湯ざわりや楽しみ方はそれぞれ違います。どの温泉が一番、という比較よりも、自分の好みに合うタイプを選ぶ視点のほうが満足度が高くなりやすいです。

  • とろみのある湯ざわりを楽しみたい→ 嬉野温泉・龍神温泉などの炭酸水素塩泉系
  • ぬめり感のある強アルカリ性を体験したい→ 斐乃上温泉・下呂温泉などのアルカリ系
  • しっとり感を持ち帰りたい・温泉水を化粧水のように使いたい→ 玉造温泉

「ただ温泉に浸かるだけでなく、その美肌体験を旅のあとも生活に持ち帰りたい」そんな思いに答えてくれるのが源泉ボトル。実際に汲んで帰ると、旅行後の数日間も玉造温泉の余韻を感じられました。

玉造温泉の源泉を化粧水として持ち帰る方法|ボトル・保存期間・使い方

美肌温泉ボトル 玉造温泉

玉造温泉の源泉を化粧水代わりに持ち帰りたい──そんなときに一番気になるのが、「どこで・どうやって持ち帰れるのか」「家に帰った後どう使うのか」という具体的な手順だと思います。

玉造温泉では、温泉街の中心にある湯薬師広場たらい湯で、誰でも源泉を汲んで持ち帰ることができます。専用のスプレーボトルも販売されており、まさに「天然の化粧水」を旅のお土産にできるのが大きな特徴です。

湯薬師広場たらい湯で源泉を汲む

湯薬師広場たらい湯は、玉造温泉の温泉街中央部にある無料スポット。源泉が湧き出ている場所で、ひしゃくを使って手や顔に直接源泉をかけることができます。基本的には24時間自由に立ち寄れるスポットとして親しまれています。

すぐ横には足湯も併設されているので、ひと休みしながら源泉に触れられるのも嬉しいポイントです。

専用スプレーボトル「美肌温泉ボトル」は税込200円

湯薬師広場たらい湯のすぐ横には、小さなお社のような木箱があり、扉を開けると専用スプレーボトル「美肌温泉ボトル」が1個税込200円で販売されています。容器を持参していなくても、ここで購入すればすぐに源泉を持ち帰ることができます。

もちろん、自分で清潔な容器を持参しても問題ありません。スプレー式の容器なら、家でもそのまま化粧水のように使えて便利です。
※ボトル価格・販売状況は変更される場合があります。最新の情報は松江観光協会玉造温泉支部や現地の案内をご確認ください。

現地では、散策の途中に立ち寄って源泉を汲む人の姿も多く、玉造温泉ならではの文化として定着していることが伝わってきます。

玉造温泉の源泉は何日持つ?保存期間の目安

持ち帰った源泉は、5日間を目安に使い切ることが推奨されています。これは現地の案内でも明示されている保存期間の目安です。

玉造温泉の源泉は、化粧品のように保存料を含まないため、時間経過とともに品質が変化する可能性があります。せっかくの新鮮な源泉、5日以内に使い切ることで安心して肌に使えます。

冷蔵保存すると比較的安心ですが、できるだけ早めに使い切るのが基本です。長く玉造温泉の体験を楽しみたい場合は、本記事の後半で紹介する「姫ラボ」など、温泉水を活用した安定処方のコスメに切り替えるのがおすすめです。

飛行機で持ち帰る場合の注意点

島根への旅行で飛行機を利用する場合は、機内持ち込みの液体制限に注意してください。100ml以下の容器に小分けして透明な袋に入れる必要があります。スプレーボトル「美肌温泉ボトル」は小型なので、機内持ち込み・受託手荷物のどちらでも対応しやすいサイズです。

※航空会社や時期によって規定が変わる場合があります。出発前に各航空会社の最新ルールをご確認ください。

持ち帰り源泉を使うときのNG行動・注意点

「天然の化粧水」とはいえ、扱い方を間違えるとせっかくの源泉が台無しになります。持ち帰り源泉を使うときの注意点をまとめました。

❌ こんな扱い方はNG
  • 5日以上の長期保存 → 雑菌繁殖の可能性があります
  • 直射日光・高温下での保管 → 品質変化の原因になる可能性があります
  • 高温の車内に置きっぱなし → 直射日光と高温で品質変化が早まる可能性があります
  • 詰め替えボトルの使い回し → 雑菌が残りやすいため、容器は毎回しっかり洗浄・乾燥させてからご使用ください
  • 傷・ニキビなど炎症部分への長時間使用 → 刺激や悪化のリスクがあるため避けてください
  • 飲用 → 飲泉用として管理された源泉ではなく、保健所による飲用水質検査も行われていないため、飲用はおすすめできません。スキンケア用途でご利用ください

💡 こんな扱いがおすすめ

  • 冷蔵保存すると比較的安心です(ただし早めに使い切ること)
  • 使う前に毎回ボトルを軽く振ってからスプレーする

⚠️ 敏感肌・アトピー肌の方へ
使用前に腕の内側でパッチテストをおこない、24時間ほど様子を見てから顔に使うと安心です。違和感を感じたらすぐに使用を中止し、清水で流してください。

正しく扱えば、源泉ボトルは旅のあとも数日間「玉造温泉の余韻」を楽しませてくれる存在になります。次の章では、この源泉ボトルを化粧水としてどう使えばいいか、具体的なステップを解説します。

源泉ボトルを「化粧水」として使う正しい順番【使い方】

湯薬師広場で汲んだ源泉スプレーボトルは、ただ顔に吹きかけるだけではもったいない使い方です。化粧水としての効果を最大限引き出すには、つける順番・時間・組み合わせが鍵になります。

「玉造温泉の源泉を化粧水としてどう使えばいいの?」
という人向けに、現地で実際に使って感じた順番を、なぜその順番なのか、という理由とともに紹介します。

STEP1|洗顔後すぐに源泉ミストを吹きかける

洗顔後すぐの肌は乾燥しやすいため、時間を空けずに源泉ミストで水分を補うのがおすすめです。タオルで軽く水気を押さえたら、間を空けずに顔全体にスプレーします。

理由:玉造温泉の主成分であるメタケイ酸を一番最初に肌に届けることで、その後のスキンケアの土台ができます。先に他の化粧水や美容液をつけてしまうと、温泉成分が肌になじみにくくなると言われています。

実際に試してみると、入浴後すぐよりも、洗顔直後に使ったほうが肌がつっぱりにくく感じました。

STEP2|ハンドプレスで30秒なじませる

ミストを吹きかけたら、両手で顔を優しく包み込むようにハンドプレスします。擦らず、押し込まず、体温で温めるイメージで30秒ほど。

理由:強く擦ると肌への摩擦になるため、ハンドプレスでやさしくなじませるのがおすすめです。体温でじっくり押し込むことで、塩化物成分による保湿感を保ちやすくなります。

STEP3|乾燥肌はコットンパックを3分以内

特に乾燥が気になる方は、コットンに源泉をたっぷり含ませて、頬・額・あごにのせる「コットンパック」がおすすめです。ただし、時間は3分以内に。

理由:コットンパックは3分を超えると、コットン自体が乾き始めます。すると今度は逆に、コットンが肌の水分を吸い戻してしまう「逆パック」状態になります。乾く前に必ず外すのが鉄則です。

STEP4|原液で終わらせず、必ず乳液・クリームで蓋をする

源泉ミストやコットンパックの後は、必ず乳液やクリームで蓋をします。「天然の化粧水」だけで終わらせないことが大切です。

理由:源泉ボトルはあくまで「化粧水」の役割。水分を肌に届ける働きはありますが、油分は含まれていません。油分で蓋をしないと、肌表面に補給された水分が蒸発してしまいます。乳液・クリームを重ねることで、温泉成分が肌にとどまる時間を長くできます。

STEP5|ミストは1日2〜3回まで(朝・帰宅後・就寝前)

「天然の化粧水だから何度使ってもいい」と思いがちですが、使用頻度は1日2〜3回が目安です。朝のスキンケア時、外出から帰宅した後、夜のスキンケア時の3タイミングが特におすすめ。

理由:一度に大量につけても、肌表面に残った分は蒸発しやすくなります。また、源泉は持ち帰り後5日以内に使い切るのが基本。頻度を上げ過ぎても体感は大きく変わらないため、適量を継続するほうが賢明です。

❌ こんな使い方はNG
  • 原液をつけただけで放置する → 油分で蓋をしないと蒸発しやすくなります
  • 5分以上のコットンパック → 乾いたコットンが肌の水分を奪い返します
  • 開封後5日以上経った源泉を使う → 雑菌繁殖のリスクがあります
  • ピリつく・赤くなる時に継続使用する → 合わない場合はすぐ中止してください
  • 1日に何度も繰り返しスプレーする → 肌表面に残った分は蒸発しやすく、源泉の消費が早まるだけです
  • 傷・ニキビなど炎症部分への長時間使用 → 刺激や悪化のリスクがあるため避けてください
  • 高温の車内に置きっぱなしにする → 直射日光と高温で成分の劣化や雑菌繁殖が早まります
  • 詰め替えボトルの使い回し → 雑菌が残りやすいため、容器は毎回しっかり洗浄・乾燥させてから使ってください

「源泉を顔にかける」というシンプルな行為も、順番と理由を意識するだけで体感が大きく変わります。
せっかくの天然の化粧水、最大限活かしてみてください。

玉造温泉の美肌の湯を体験できる日帰り入浴スポット

宿泊しなくても玉造温泉の美肌の湯を体験したい方向けに、おすすめの日帰り入浴スポットを紹介します。

出雲大社や松江城など周辺観光の合間に立ち寄りやすい施設をピックアップしました。料金や営業時間は変更される場合があるため、訪問前に各施設の公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

玉造温泉ゆ〜ゆ|日帰り専門の複合施設

「玉造温泉ゆ〜ゆ」は、温泉街の中心に位置する日帰り温泉施設です。広々とした大浴場と、空を眺められる露天風呂が魅力で、玉造温泉の美肌の湯を気軽に楽しめます。

温泉街の中心部にあるため、湯薬師広場たらい湯や足湯巡りとセットで立ち寄りやすい施設です。館内には観光案内所や朝市スペースも併設されており、温泉街観光の拠点としても使えます。

  • 入浴料:おとな(中学生以上)600円/こども(3歳以上)300円
  • 営業時間:10:00〜22:00(最終受付 21:20)
  • 早朝営業(日曜日・祝日等):6:00〜8:00(最終受付 7:40)※お風呂のみ・サウナ利用不可
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
  • こんな人向け:気軽に立ち寄りたい・公共浴場感覚で楽しみたい方
  • 公式サイト:玉造温泉ゆ〜ゆ 公式サイト

その他の日帰り入浴ができる施設はこちらの記事を参考にしてください。

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日帰り入浴は予約必要?

玉造温泉の日帰り入浴は、ゆ〜ゆのような日帰り専門施設は予約不要で利用できます。
一方、旅館での日帰り入浴は、繁忙期などに日帰り受付を停止する施設もあります。
旅館での日帰り利用を検討している方は、事前に電話または公式サイトで確認するのがおすすめです。

日帰り入浴はタオル持参が必要ですか?

多くの施設でタオルのレンタルや販売がありますが、有料の場合もあるため事前確認がおすすめです。手ぶらで立ち寄りたい場合は、購入用タオルが用意されている施設を選ぶと便利です。

長楽園の混浴露天風呂は女性でも入りやすいですか?

長楽園では日帰り入浴は受け付けておりません。なお宿泊者には女性用湯浴み着の貸し出しがあると案内されており、女性同士の旅行でも入りやすい工夫がされています。詳細は長楽園公式ブログをご確認ください。

日帰り利用だと、チェックイン時間を気にせず温泉街を回れるので、出雲大社や松江観光と組み合わせやすいのも魅力です。源泉ボトルの持ち帰りや美肌スポット巡りと一緒にプランを組むと、半日でも玉造温泉を満喫できます。

美肌成分を最大限引き出す入浴・スキンケアの順番【現地での7ステップ】

せっかく玉造温泉まで来たなら、ただお湯に浸かるだけではもったいない。美肌の湯を最大限活かす入り方を知りたい方へ、現地でしかできない美肌スポット巡りと入浴を組み合わせた、7つのステップを紹介します。

すべてのステップに「なぜその順番なのか」という理由を添えています。

STEP1|入浴前:湯薬師広場たらい湯で源泉を顔になじませる

旅館の大浴場や日帰り温泉に入る前に、まず立ち寄ってほしいのが温泉街中心部にある「湯薬師広場たらい湯」。ここでは新鮮な源泉に直接触れることができます。手のひらで源泉をすくい、顔に軽くなじませてみてください。

理由:入浴前にメタケイ酸を含む源泉を肌に先付けすることで、湯船で肌が温まったときに成分がなじみやすくなると言われています。

実際に試してみると、たらい湯で顔をなじませてから大浴場に入った日のほうが、湯上がりの肌のしっとり感が長く続くように感じました。

STEP2|かけ湯は顔から、最後に体

大浴場に入ったら、まずかけ湯。一般的には足元から順番にかけるのがマナーとされていますが、美肌目的なら最後に顔にも軽くかけ湯をするのがおすすめです。

理由:温度に肌を慣らしながら、皮脂の多い顔にも温泉成分を早めになじませることで、古い角質や皮脂を落としやすいと言われています。

STEP3|入浴は「分割浴」が鉄則(一気に長湯しない)

湯船には一気に長時間浸かるのではなく、5〜10分入ったら一度上がり、休憩を挟んでまた入る「分割浴」がおすすめです。合計で2〜3回繰り返します。

理由:長湯は心臓や血圧への負担が大きくなりやすいと言われています。分割浴のほうが体への負担が少なく、また温泉成分を繰り返し肌になじませることができるため、美肌目的との相性も良いと感じています。

STEP4|浴中に源泉タオルパックを取り入れる(※浴場のルール確認を)

分割浴の合間に、清潔なタオルを温泉に浸して軽く絞り、顔にのせる「源泉タオルパック」を取り入れる方法もあります。時間は3〜5分を目安に。

理由:浴槽のお湯は循環や時間経過によって状態が変化するため、清潔なタオルを介して肌に当てることで、より落ち着いて温泉成分になじめると言われています。

※浴場のルールを確認したうえで、清潔なタオルを使って短時間だけ行ってください。施設によっては衛生面の観点から推奨されない場合もあります。衛生面が気になる方は、無理に行う必要はありません。

実際にやってみると、ただ湯に浸かるだけより、タオルを軽くなじませた日のほうが翌朝の肌が柔らかく感じました。今治タオル仕様の「美肌タオル」を販売している旅館もあるので、現地で入手するのも旅の楽しみのひとつです。

STEP5|上がる前に「上がり湯」をしすぎない

湯船から上がる際、シャワーや真水で念入りに体を流す「上がり湯」をしないのが、玉造温泉での美肌入浴のコツです。

理由:シャワーで流してしまうと、せっかく肌表面についた塩化物のうるおい成分やメタケイ酸が落ちやすくなります。美肌目的なら、軽く水気を切る程度にして、強く洗い流さない人も多いです。

※ただし、肌が弱い方や湯あたりしやすい方は、軽く清水で流したほうが安心な場合もあります。ご自身の体調や肌質に合わせてください。

STEP6|タオルは「押さえる」だけ、こすらない

湯上がりは、タオルでゴシゴシ拭くのではなく、押さえるように水分を吸い取ります。

理由:弱アルカリ性の湯につかった後は、角質がやわらかくなっている状態と言われています。強くこすると肌への摩擦になりやすいため、ハンドタオルやバスタオルで優しく押さえるのが安心です。

STEP7|湯上がり後は時間を空けずに化粧水で蓋をする

脱衣所に上がったら、時間を空けすぎずに化粧水で保湿します。ここで持ち帰り用の源泉スプレーボトルを使うと、まさに「天然の化粧水」リレーが完成します。

理由:湯上がりは肌が温まっており水分が蒸発しやすい状態。湯上がり後は時間を空けすぎず、化粧水と乳液で蓋をすることで、温泉成分の余韻を肌にとどめやすくなります。

実際に試してみると、入浴直後にすぐ源泉ボトルでミストをしてから乳液を重ねた日と、何もせずしばらく置いてからスキンケアをした日では、夜の肌のしっとり感に違いを感じました。

⚠️ 肌が弱い人・敏感肌の方への注意
  • 温泉成分でピリつきや赤みを感じた場合は、無理に続けず一度上がってください
  • 傷・炎症・湿疹がある部位は、源泉を直接つけない・長時間浸さないようにしてください
  • タオルパックは長時間続けず、3〜5分を目安にしてください
  • 初めて使う方は、まず腕の内側で軽くパッチテストをしてから顔に使うと安心です
  • 違和感を感じたらすぐに清水で流し、それ以上の使用は控えてください

同じ玉造温泉のお湯でも、入り方ひとつで体感が大きく変わります。源泉かけ流しをじっくり体験したいなら、露天風呂の広い宿を選ぶと満足度が高いです。
次に来られたときには、ぜひこの7ステップを試してみてください。

「持ち帰り源泉 vs 姫ラボコスメ」どう使い分ける?

玉造温泉の美肌効果を、家に帰ってからも続けたい、という人向けに、現地で手に入る2つの選択肢をご紹介。
それは、湯薬師広場で汲める「源泉スプレーボトル」と、温泉街にある美肌コスメ専門店「姫ラボ」の商品。
どちらも玉造温泉の美肌成分を活用していますが、性格はかなり違います。

玉造温泉水コスメの専門ブランド「姫ラボ」とは

「姫ラボ」は、玉造温泉の温泉水を活用したコスメを専門に扱うブランド。温泉街の中心部に店舗があり、化粧水・乳液・石鹸など多彩なラインナップが揃っています。

温泉水コスメの研究では、化粧品開発の実績が豊富なサティス製薬と連携しており、玉造温泉の成分を活かした製品づくりが行われています。看板商品は、濃密な泡立ちが特徴の「姫ラボ石鹸」。

店内にはテスターも置かれていますし、温泉街中心部に位置するため、散策の途中で気軽に立ち寄りやすいです。

源泉ボトルと姫ラボコスメの比較表

項目湯薬師広場の源泉ボトル姫ラボ コスメ
価格税込200円(ボトル代)商品により異なる
保存期間約5日間通常の化粧品と同等
鮮度汲みたて安定供給
持ち運びスプレー1本石鹸・化粧水・乳液など多彩
こんな人向け現地体験を重視・旅行中に集中して使いたい普段使いしたい・保存期間を気にしたくない

旅行後の「美肌リレー」が一番続けやすい

個人的なおすすめは、旅行中は源泉スプレーボトル、帰宅後の数日でちょうど使い切るタイミングで姫ラボの化粧水へ切り替える、という「美肌リレー方式」です。

理由:源泉ボトルは約5日間で使い切るのが基本のため、現地で取り入れて、自宅に帰ってからも数日間は新鮮なまま使えます。そこから先の継続ケアを、温泉水をベースに製品化された姫ラボに引き継ぐと、玉造温泉の体験を生活の中に持ち帰りやすくなると感じています。

人気No.1「姫ラボ石鹸」の特徴

姫ラボの中で特に人気が高いのが、看板商品の「姫ラボ石鹸」です。きめ細かい泡ですっきり洗える使用感が特徴で、洗い上がりはしっとり系の使用感が魅力です。

玉造温泉に立ち寄った際の自分用のお土産として、また温泉土産として選ぶ人も多い印象でした。

※商品ラインナップ・価格は変更される場合があります。最新の情報は姫ラボ公式サイトでご確認ください。

💡 使い分けのワンポイント
  • 「温泉旅の体験を最大化したい」→ 源泉ボトルを現地で汲む
  • 「家でも続けたい・贈り物にしたい」→ 姫ラボの商品を選ぶ
  • 「両方使いたい」→ 旅行中は源泉ボトル、帰宅後は姫ラボへ「美肌リレー」
  • 「敏感肌で原液が不安」→ 処方が安定した姫ラボの製品から試す

玉造温泉の体験は、現地に滞在している時間だけのものではありません。源泉ボトルと姫ラボを上手に組み合わせて、旅から帰ってからもしばらく余韻を楽しんでみてください。

玉造温泉へのアクセスと美肌スポット巡りモデルコース

主要駅・空港からのアクセスと、半日で美肌スポットを巡れるおすすめルートを紹介します。

主要な拠点からのアクセス

出発地所要時間の目安交通手段
JR松江駅約30分一畑バス(玉造温泉行)
玉造温泉駅約5分タクシー・バス(駅から温泉街まで)
出雲縁結び空港約30分レンタカー・空港連絡バス+乗換
米子鬼太郎空港約60分レンタカー
出雲大社約50分

※所要時間は目安です。交通状況や時刻表によって変動します。最新情報は各交通機関の公式サイトでご確認ください。

玉造温泉駅から温泉街までは徒歩で約30分かかるため、タクシーまたはバスの利用がおすすめです。空港から直接玉造温泉に向かう場合は、レンタカーが最も自由度の高い移動手段になります。

半日でめぐる美肌スポット散策ルート

玉造温泉の美肌スポットは、温泉街中心部の徒歩圏内にコンパクトにまとまっています。半日あれば、源泉持ち帰り・パワースポット・足湯・美肌コスメ巡りまで一通り体験できます。

おすすめの半日散策コース

  1. 湯薬師広場たらい湯(30分)
    源泉に触れる・スプレーボトルで持ち帰り
  2. 玉作湯神社(30分)
    「願い石」と「叶い石」で世界に一つのお守りづくり
  3. 清巌寺「おしろい地蔵」(15分)
    美肌祈願スポット。気になる部分におしろいを塗ってお祈り
  4. 玉湯川沿いの足湯(30分)
    散策の途中で休憩。3か所ある足湯のうち1か所
  5. 玉造温泉美肌研究所 姫ラボ(30分)
    温泉水コスメのお土産選び
  6. 日帰り入浴(ゆ〜ゆ)(60〜90分)
    美肌の湯を体験

このルートだと、合計3〜4時間ほどで玉造温泉の主要な美肌体験を一気に楽しめます。出雲大社参拝の前後に組み込むのもおすすめです。

出雲大社・松江城との組み合わせ方

玉造温泉は出雲大社や松江城といった主要観光地のちょうど中間に位置しています。1泊2日の旅程なら、以下のような組み立てがおすすめです。

  • 1日目:出雲縁結び空港 → 出雲大社参拝 → 玉造温泉宿泊(美肌の湯でゆっくり)
  • 2日目:湯薬師広場で源泉ボトル → 玉作湯神社 → 松江城・宍道湖観光 → 帰路

美肌の湯と縁結びパワースポットを両方楽しめるのが、玉造温泉エリアならではの魅力です。

温泉街がコンパクトにまとまっているので、車を停めて徒歩で巡れる気軽さも玉造温泉の魅力のひとつです。

玉造温泉で泊まりたい|美肌の湯を堪能できる宿

玉造温泉の美肌の湯をじっくり堪能できる宿のタイプ別の選び方を簡潔に紹介します。
玉造温泉には10軒以上の旅館・ホテルがあり、源泉かけ流し・自家源泉・露天風呂付き客室など、特徴がそれぞれ異なります。

女性旅・カップル旅なら「色浴衣」プランのある宿

玉造温泉は女性旅・カップル旅に人気のエリアで、無料で色浴衣を貸し出してくれる宿が多いのが特徴です。温泉街を浴衣で散策する体験も、玉造温泉の旅ならではの楽しみ方です。スキンケアセットや女性向けアメニティが充実している宿も多く、手ぶらに近い感覚で訪れられます。

泊まりがけで訪れることで、夕食前・夕食後・翌朝と、玉造温泉の美肌の湯を1日で3回楽しめるのが宿泊の最大の魅力です。湯上がりに源泉ボトルで化粧水代わりに使うところまでセットで体験すると、まさに「天然の化粧水」リレーが完成します。

玉造温泉の泉質・美肌の湯に関するよくある質問(FAQ)

記事の最後に、玉造温泉の泉質・美肌の湯・源泉持ち帰りについて、よく寄せられる質問をまとめました。

玉造温泉の泉質は何ですか?

正式には「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉」と表記される弱アルカリ性の温泉です。硫酸塩泉と塩化物泉の両方の性質を併せ持ち、化粧品にも使われる潤い成分メタケイ酸を多く含むとされています。

なぜ玉造温泉は「天然の化粧水」と呼ばれるの?

メタケイ酸を多く含む弱アルカリ性の温泉で、しっとりした湯上がり感が特徴とされているためです。化粧品にも使われる潤い成分が豊富に含まれていることが、「天然の化粧水」と呼ばれる背景になっています。

メタケイ酸とは何ですか?

メタケイ酸は温泉に含まれる成分のひとつで、化粧品にも使われる保湿成分として知られています。一定量以上含まれる温泉は「美肌の湯」として紹介されることも多く、玉造温泉でも特徴的な成分のひとつとされています。

「美肌の湯」と呼ばれる根拠は何ですか?

古くは1300年前の『出雲国風土記』に「一度入れば肌が美しくなる」という意味の記述があり、平安期の『枕草子』にも三名泉のひとつとして登場します。現代では、化粧品開発を手がける株式会社サティス製薬による調査で、肌の水分量が使用前比で165%になったという結果が紹介されており、歴史と現代調査の両面から「美肌の湯」として語られています。

玉造温泉の源泉は化粧水として顔にも使えますか?

湯薬師広場たらい湯で汲める源泉は、スキンケア用途として持ち帰ることができます。専用のスプレーボトル「美肌温泉ボトル」(1個税込200円)も販売されており、洗顔後の化粧水代わりに使う方も多いです。ただし、敏感肌の方は使用前にパッチテストをおすすめします。

持ち帰った温泉水はどのくらい日持ちしますか?

持ち帰り後5日間を目安に使い切ることが推奨されています。保存料を含まないため、時間経過とともに品質が変化する可能性があります。冷蔵保存すると比較的安心ですが、できるだけ早めに使い切るのが基本です。

玉造温泉の源泉は飲めますか?

湯薬師広場で汲める源泉は、飲泉用として管理されている源泉ではなく、保健所による飲用水質検査も行われていないため、飲用はおすすめできません。基本的にはスキンケア用途としてご利用ください。飲泉を希望される場合は、飲用許可を取得している施設でご利用いただくのが安心です。

敏感肌や肌が弱い人でも入って大丈夫ですか?

玉造温泉は弱アルカリ性で肌あたりがやさしいタイプの温泉とされていますが、肌質には個人差があります。ピリつきや赤みを感じた場合は、無理に続けず一度上がってください。傷・炎症・湿疹がある部位は浸さない・つけないようにし、源泉を化粧水として使う前には腕の内側でパッチテストをおすすめします。

玉造温泉は全国の「美肌の湯」の中でどんな評価ですか?

玉造温泉は、豊富なメタケイ酸量などから「美肌の湯」として全国的に知られています。サティス製薬の調査では、全国180ヶ所の温泉と比較しても高い数値を示したと紹介されており、一部メディアでは「高級化粧水レベル」と表現されることもあります。なお、これらは民間企業による調査結果であり、公的機関による認定ではありません。

玉造温泉は硫黄の匂いがしますか?

玉造温泉は無色透明・無臭に近い泉質です。硫黄泉のような強い香りはほとんどなく、湯ざわりもやさしいため、温泉初心者でも入りやすいと言われています。

玉造温泉は妊娠中でも入れますか?

温泉入浴の可否は、妊娠週数や体調によって異なります。一般的に、長湯や高温浴は避け、短時間にとどめるのが安心とされています。心配な場合は、事前にかかりつけの医師にご相談のうえ、無理のない範囲でご利用ください。湯あたりや立ちくらみを感じたらすぐに上がるようにしてください。

日帰りで美肌の湯を体験できる場所はありますか?

あります。日帰り専門の温泉施設「玉造温泉ゆ〜ゆ」が代表的です。湯薬師広場たらい湯では無料で源泉に触れることもできるので、宿泊しなくても玉造温泉の美肌の湯を体験できます。

姫ラボの化粧水と源泉ボトル、何が違いますか?

湯薬師広場の源泉ボトルは、汲みたての新鮮さが魅力ですが保存期間は約5日。一方、姫ラボの化粧水は、玉造温泉水をベースに製品化された安定処方のコスメで、通常の化粧品と同じように長く使えます。旅行中は源泉ボトル、帰宅後は姫ラボへ「美肌リレー」するのがおすすめです。

玉造温泉に行くベストシーズンはいつですか?

玉造温泉は一年を通して楽しめますが、特に春と秋がおすすめです。春は玉湯川沿いの桜並木、秋は紅葉と季節の景観が魅力。秋から冬にかけては、のどぐろ・松葉ガニ・寒シジミなど島根の旬の味覚も楽しめます。寒い季節は美肌の湯のしっとり感がより実感しやすいという声も多いです。

玉造温泉のお湯は「ベタつく」?それとも「さっぱり」?

玉造温泉は無色・無臭で、入浴中の感触は「さっぱり系」です。ただし上がった後は塩化物の薄い膜が肌に残ると言われており、しっとり感が長く続くのが特徴。硫黄泉のような独特の香りや、強塩泉のようなベタつきはなく、「さらっと入って、後からしっとり」という二段階の体感が玉造温泉ならではの魅力です。

玉造温泉の魅力は天然の化粧水による美肌体験リレー

本記事のポイントをおさらいします。

  • 泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。肌をやわらかくする硫酸塩泉と、湯冷めしにくい塩化物泉の特徴を併せ持つ
  • サティス製薬の調査では、入浴後の肌水分量が使用前比165%になったという結果も紹介されている
  • 湯薬師広場たらい湯で源泉を化粧水として持ち帰れる(保存期間の目安は5日)
  • 旅行中は源泉ボトル、帰宅後は姫ラボへの美肌リレーがおすすめ
  • 日帰り入浴も充実しているので、出雲大社観光と組み合わせやすい

玉造温泉の魅力は、「ただ浸かるだけ」で終わらないこと。
現地で源泉に触れ、化粧水のように持ち帰り、帰宅後も姫ラボコスメで続ける──そんな「美肌体験のリレー」ができる温泉地は、全国を見渡してもなかなかありません。

次の温泉旅行の候補に、ぜひ玉造温泉を加えてみてください。

「どの旅館に泊まればいい?」
「日帰りならどこがいい?」
「他にも観光を楽しみたい」
という方は、以下の関連記事も参考にしてください。

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