「出雲大社でご祈祷を受けたいけれど、予約はいるのだろうか」
「厄払いの初穂料は、いくら包めばいいのだろう」
島根県出雲市の出雲大社のご祈祷は、予約ではなく当日の受付で申し込みます。
受付時間やご祈祷料は公式に案内されていて、申し込める願いごとの種類も申込書で決まっています。
この記事では、出雲在住の筆者が、出雲大社の公式案内をもとに、受付時間・ご祈祷料・願いごとの種類・受付場所・郵送での申し込みを整理しました。
何時までに境内へ入ればよいかと、参拝とご祈祷のどちらを先にするかまで決められる内容にしています。
※この記事の情報は2026年9月時点の公式案内に基づきます。時間・日程は変更になる場合があるため、参拝前に出雲大社公式サイトでご確認ください。
出雲大社のご祈祷は予約が必要?受付時間と1日の回
出雲大社の公式サイトのよくある質問では、ご祈祷について「ご予約は、お受けいたしておりません」と案内されています。
個人でご祈祷を受ける場合は、当日、境内の祈祷受付で申し込む流れです。
予約ができないため、受付時間内に境内へ入っていることが前提になります。
| 項目 | 時間 |
|---|---|
| ご祈祷の受付 | 午前8時40分〜午後4時 |
| ご祈祷 | 午前9時15分〜午後4時30分(午前9時15分より45分間隔で斎行) |
| 御札・御守・御朱印(通常窓口) | 午前8時30分〜午後4時30分 |
| 御本殿より裏側の区域(素鵞社など) | 午後4時30分に閉鎖 |
表の時間は、出雲大社公式サイトのお知らせ「参拝時間等について」(2026年5月3日)に基づきます。
団体でご祈祷を受ける場合はご祈祷料が異なるため、電話での問い合わせが案内されています(祈祷係 0853-53-3100)。
何時までに着けばいい?参拝との順番
ご祈祷は午前9時15分から45分間隔で行われ、受付は午後4時までです。
朝いちばんの回を希望する場合は、受付が始まる午前8時40分に合わせて境内に入ると余裕があります。
気をつけたいのは、午後の時間帯です。
ご祈祷の受付は午後4時までですが、御本殿より裏側の区域は午後4時30分に閉鎖され、御朱印と授与品の通常窓口も午後4時30分までです。
午後に訪れる場合は、まず祈祷受付を先に済ませてから、素鵞社や御朱印へ回ると、受付時間に遅れる心配がありません。
朝の回に合わせたい場合は、前日に出雲大社の周辺へ泊まる方法もあります。
移動の時間を気にせず、受付開始の時刻に合わせて動けます。
境内・御朱印・授与所の受付時間や、早朝参拝の様子は次の記事で詳しく紹介しています。

出雲大社のご祈祷料(初穂料)はいくら?
出雲大社のご祈祷申込書には、「ご祈祷料は願意一件につき、五千円・八千円・壱萬円以上です」と記載されています。
金額は3段階で示され、お気持ちで納める形です。
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| ご祈祷料(願意一件につき) | 5,000円・8,000円・10,000円以上 |
| 交通安全 | 車一台につき、一件のご祈願料 |
| 団体 | 料金が異なるため、電話で問い合わせ |
金額は願いごと一件ごとの扱いのため、厄除と安産のように2つお願いしたい場合は、二件分として考えることになります。
申込書に書くこと
申込書には、住所・氏名(ふりがな)・連絡先の電話番号・かぞえ年を記入し、願いごとを○で囲みます。
願いごとによっては、次の内容も書き添えます。
- 家内安全:家族の人数
- 交通安全:車の番号
- 初宮詣り:子どもの誕生日
- 結婚御礼:結婚した日と、夫婦それぞれの名前・かぞえ年
年齢は満年齢ではなく、かぞえ年で書きます。
出雲大社はかぞえ年早見表(令和8年)を公開しているので、生まれ年から自分のかぞえ年を確かめられます。
出雲大社ではどんな願いごとでご祈祷を受けられる?
ご祈祷申込書に記載されている願いごとは、次のとおりです。
- 厄除/病気平癒/身体健全/家内安全/神恩感謝
- 良縁/子宝/安産/初宮詣り/七五三
- 進学成就/学業成就/就職成就/心願成就/開運
- 交通安全/海上安全
- 出雲屋敷(新築)/方除(増改築)/結婚御礼
一覧にない願いごとは「その他」の欄に記入する形になっています。当てはまる願いがない場合の申し込み方は、祈祷受付で確認してください。
厄払い(厄除け)を受ける場合
厄払いは、願いごとのうち「厄除」にあたります。
厄払い専用の料金があるわけではなく、ほかの願いごとと同じく願意一件につき5,000円からです。
厄年はかぞえ年で数えます。
出雲大社が公開している令和8年(2026年)のかぞえ年早見表では、厄年として次の年齢が示されています。
| かぞえ年 | 生まれ年 | |
|---|---|---|
| 男性 | 25歳 | 平成14年生まれ |
| 男性 | 42歳(本厄) | 昭和60年生まれ |
| 女性 | 19歳 | 平成20年生まれ |
| 女性 | 33歳(本厄) | 平成6年生まれ |
早見表の厄年欄に示されているのはこの4つの年齢で、「本厄」と表示されているのは42歳(男性)と33歳(女性)です。
前厄・後厄にあたる年齢の表示はありません。
この年齢は令和8年(2026年)のものです。年が変わると該当する生まれ年も変わるため、参拝の年の早見表で確かめてください。
厄除けのお守りの種類は、次の記事でまとめて紹介しています。

縁結びの祈願と縁結大祭の違い
縁結びを願う場合は、願いごとの「良縁」として、この記事で紹介した通常のご祈祷に申し込めます。予約は不要で、当日の受付です。
これとは別に、神在祭の期間には縁結大祭という祭典が行われます。
令和8年(2026年)の出雲大社祭日表では、11月23日と11月25日のいずれも午前10時からです。
縁結大祭は事前の申し込みが必要な祭典で、当日受付の通常のご祈祷とは申し込み方法が異なります。
申し込み方法は出雲大社はいつ行くのがいい?縁結びを叶える目的別・参拝タイミングガイドで紹介しています。
出雲大社のご祈祷の受付場所はどこ?

ご祈祷の申し込みは、境内の「祈祷受付」で行います。
出雲大社の境内全域図では、拝殿の西側・庁舎の北隣に祈祷受付が示されています。
参道から拝殿へ向かったとき、拝殿の左手にあたる位置です。
なお、出雲大社の近くには北島國造館があり、こちらは出雲教として別に御祈祷を受け付けています。
受付の窓口が別のため、出雲大社のご祈祷を受ける場合は境内全域図の「祈祷受付」へ向かってください。
出雲大社のご祈祷にふさわしい服装は?
ご祈祷は、境内を歩く一般の参拝とは違い、社殿に上がる参拝です。
服装の詳しいマナーは、出雲大社の服装ガイドの「御祈祷・昇殿参拝を受ける場合の服装マナー」で解説しています。
旅行の途中で受ける場合は、落ち着いた色の服に羽織るものを一枚用意しておくと安心です。
スーツケースなど大きな荷物を持ったまま社殿に上がるかどうかで迷う場合は、次の記事も参考にしてください。荷物の預け先もまとめています。


当日行けないときは郵送でもご祈祷を申し込める
出雲大社では、郵送でのご祈祷も受け付けています。
公式サイトの案内では、次の手順です。
- 公式サイトからご祈祷申込書をダウンロードして印刷する
- 住所・氏名・かぞえ年・願いごとなどを記入する
- ご祈祷料を添えて、現金書留で送る
- 御神前でご祈祷が行われ、御神札が郵送される
送料はご祈祷料に含まれているため、別に納める必要はありません。
申込書と詳しい案内は、公式サイトのお知らせ「郵送でのご祈祷、御神札・御守のお申し込みについて」にあります。
| 送付先 | 〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195 出雲大社社務所 祈祷係宛 |
| 問い合わせ | 0853-53-3100(祈祷係)午前8時30分〜午後4時30分 |
旅行の日程では受けられないときや、遠方から申し込みたいときの方法として用意されています。
出雲大社のご祈祷についてよくある質問
- 出雲大社のご祈祷は予約できますか?
個人のご祈祷の予約は受け付けていません。当日、境内の祈祷受付で申し込みます。受付時間は午前8時40分から午後4時までです。団体の場合はご祈祷料が異なるため、祈祷係(0853-53-3100)への問い合わせが案内されています。
- ご祈祷は何時から何時まで受けられますか?
ご祈祷は午前9時15分から午後4時30分までで、午前9時15分より45分間隔で行われます。受付は午前8時40分から午後4時までです。
- ご祈祷料はいくらですか?
願いごと一件につき、5,000円・8,000円・10,000円以上です。金額は3段階で示され、お気持ちで納める形になっています。交通安全のみ、車一台につき一件のご祈願料です。
- 厄払いの料金は、ほかのご祈祷と違いますか?
厄払い(厄除)は願いごとの一つとして申し込む形で、金額もほかの願いごとと同じく願意一件につき5,000円からです。
- 初宮詣りや七五三もお願いできますか?
申込書の願いごとに初宮詣りと七五三があります。初宮詣りの場合は、申込書に子どもの誕生日も記入します。
- 車のお祓いは車1台ごとに申し込むのですか?
交通安全のご祈祷は、車一台につき一件のご祈願料と案内されています。複数台のお祓いを希望する場合は、台数分の申し込みになります。
- 出雲大社まで行けない場合はどうすればいいですか?
郵送でのご祈祷を申し込めます。公式サイトから申込書をダウンロードして記入し、ご祈祷料を添えて現金書留で送ると、御神前でご祈祷が行われ、御神札が郵送されます。送料はご祈祷料に含まれています。
まとめ|出雲大社のご祈祷は当日の受付で申し込む
出雲大社のご祈祷は予約ができないため、受付時間の午前8時40分から午後4時までの間に、境内の祈祷受付で申し込みます。
ご祈祷は午前9時15分から45分間隔で行われ、ご祈祷料は願いごと一件につき5,000円からです。
午後に受ける場合は、午後4時30分に閉鎖される御本殿裏側の区域と、同じ時刻までの御朱印・授与品を先に済ませておくと、当日の予定が崩れません。
申込書に書くかぞえ年と願いごとを決めておけば、当日は受付で迷わずに申し込めます。
