「出雲大社のおみくじを引いたら、大吉も凶も書かれていなかった」
「番号は書いてあるけれど、良い結果なのか悪い結果なのか分からない」
「結んで帰るべきか、持ち帰っていいのか迷っている」
出雲大社のおみくじは、一般的なおみくじと違って吉凶が書かれていません。
そのため、引いた後に読み方や扱い方で迷う方が少なくありません。
出雲大社のおみくじには「大吉」も「凶」もなく、運勢の良し悪しではなく、記された言葉を読むものと案内されています。
この記事では、吉凶が書かれていないおみくじの読み方、引ける場所と初穂料、結ぶか持ち帰るかを順に整理します。
- これから引く方:おみくじを引ける場所と初穂料
- 番号の意味が気になる方:番号の意味
- 内容の読み方を知りたい方:おみくじの読み方
- 引いた後の扱いで迷っている方:引いた後は結ぶ?持ち帰る?
出雲大社のおみくじには吉凶が書かれていない

出雲大社のおみくじには、「大吉」「吉」「凶」といった吉凶の表示がありません。
引いた紙を開いても運勢のランクが見当たらないため、初めての方は戸惑いやすいところです。
出雲大社東京分祠は、出雲大社のおみくじについて次の趣旨の案内をしています。
- 「大吉」も「凶」も存在しない
- 運勢の良し悪しではなく、記された言葉を神様からの指針として読み解く
- 占うためではなく、自分自身と向き合うための言葉である
- 結ぶのも持ち帰るのも自由
良い・悪いを判定するのではなく、書かれた言葉そのものを受け取るおみくじです。
「大吉が出なかった」と気にする必要はありません。
おみくじを引ける場所と初穂料
これから参拝する方に向けて、引ける場所と初穂料をまとめます。
引ける場所はお守りと同じ授与所

おみくじは、お守りを受ける授与所と同じ場所で引けます。
| 場所 | 位置の目安 |
|---|---|
| 御守所 | 拝殿の西側 |
| 神楽殿横の授与所 | 大注連縄のある神楽殿の近く |
引ける時間もお守りの授与と同じで、授与所の通常の受付時間は8:30〜16:30です。
早朝・夕方の臨時窓口の対応時間や、参拝そのものができる時間は、次の記事の「御朱印・授与所の受付時間」で紹介しています。

公式サイト:出雲大社
初穂料は100円
おみくじの初穂料は100円です。
出雲大社の公式サイトに掲載されている授与品の郵送申込書にも「おみくじ 100円」と記載されています。
100円硬貨を用意しておくと、授与所が混み合う時間帯でもスムーズです。
引くタイミングに決まりはある?
神社のおみくじは、先に参拝を済ませてから引くのが一般的とされています。
おみくじは神様からの言葉を受け取るものと考えられているため、まずお参りをしてから引く、という順番です。
出雲大社の場合も、参拝を済ませた後に授与所へ向かう流れが自然です。
拝殿から御本殿、神楽殿へと進む境内の回り方は、次の記事の「出雲大社の正しい参拝ルート」で確認できます。

現地に行けない場合は郵送の申込がある
出雲大社は、御神札・御守・縁起物の郵送申込を受け付けており、申込書の授与品におみくじも含まれています。
郵送の場合は初穂料が異なる場合があり、別途送料が必要です。
詳細は出雲大社社務所(TEL:0853-53-3100)に電話かメールで問い合わせる形になります。
参考:郵送でのご祈祷、また御神札・御守の申し込みはできますか?(出雲大社公式サイト)
番号の意味|「7番」などの数字に優劣はある?
吉凶が書かれていないと、「この番号は良い番号なのか」と番号に意味を求めたくなります。
しかし、前の章で紹介したとおり、出雲大社のおみくじは運勢の良し悪しを示すものではないと案内されています。
「7番だから良い」「この番号だから悪い」と番号で判断するのではなく、その紙に記された言葉を読むのが、このおみくじの受け取り方です。
自分の番号の意味を知りたいときは、番号そのものではなく、次の章の読み方に沿って文面を読んでみてください。
おみくじの読み方|全体の言葉から個別の項目へ
吉凶がないおみくじは、どこから読めばよいか迷いやすいものです。
ここでは、神社のおみくじに共通する読み方の順番を紹介します。
まず全体の言葉を読む
おみくじは一般的に、全体に向けた言葉と、願いごとや旅行などの個別の項目とで構成されています。
最初に読むのは、全体に向けた言葉です。
文語調で書かれていることが多いため、一度で意味が取れなくても、声に出してゆっくり読むと内容をつかみやすくなります。
全体の言葉は、いまの自分の状況や悩みに照らして読むのがポイントです。
「何をすればよいか」「何を控えるべきか」という行動の形に置き換えると、持ち帰ってからも活かしやすくなります。
個別の項目は気になるものから読む
個別の項目は、すべてを同じ重さで読む必要はありません。
いま気にかけていること(縁談、仕事、旅行など)に関わる項目から読みます。
神社のおみくじで見かける項目の、一般的な意味は次のとおりです。
| 項目 | 一般的な意味 |
|---|---|
| 土木 | 家の新築・増改築など、建物や土地に関わること |
| 通信 | 便りや連絡、知らせに関わること |
| 失物 | なくした物が見つかるかどうか |
| 移転 | 引っ越しや住まいを移すこと |
| 売買 | 物の売り買い、商いに関わること |
| 方位 | 物事を進めるのによいとされる方角 |
厳しい内容だったときの受け止め方
戒めるような言葉が書かれていると、「悪い結果を引いた」と感じるかもしれません。
ただ、出雲大社のおみくじには「凶」がなく、記された言葉は神様からの指針として読むものと案内されています。
厳しい言葉は悪い結果の宣告ではなく、これからの行動の手がかりとして受け取ってください。
厳しい内容だった場合に結ぶべきかどうかは、次の章で整理します。
引いた後は結ぶ?持ち帰る?
出雲大社東京分祠の案内では、おみくじは結ぶのも持ち帰るのも自由とされています。
内容が厳しかったから結ぶ、良かったから持ち帰る、と結果で扱いを分ける必要はありません。
どちらを選ぶかは、自分がその言葉とどう付き合いたいかで決めて構いません。
境内で結ぶ場合
神社でおみくじを結ぶときは、境内に設けられた結び所に結ぶのが一般的です。
樹木の枝に直接結ぶと木を傷めるおそれがあるため、結び所以外には結ばないのがマナーとされています。
結ぶ前にスマートフォンで紙面を撮影しておくと、帰宅後に内容を読み返せます。
持ち帰る場合
持ち帰ったおみくじは、財布や手帳など、ふだん目にする場所に入れておくと読み返しやすくなります。
迷ったときに読み返せることが、持ち帰る一番の利点です。
手放すときは、神社の納め所に納めるのが一般的とされています。
古いお守りを出雲大社に納める方法は、次の記事の「古いお守りの返納方法」で紹介しています。

出雲大社のおみくじは当たる?
「出雲大社のおみくじは当たる」という声を耳にして、気になっている方もいるでしょう。
ここで整理しておきたいのは、出雲大社のおみくじが吉凶を言い当てる形式ではないという点です。
出雲大社東京分祠は、このおみくじを「占うためではなく、自分自身と向き合うための言葉」と案内しています。
当たるか外れるかを確かめるものというより、書かれた言葉を自分の行動にどう活かすかを考えるためのものです。
出雲大社のおみくじについてよくある質問
- 出雲大社のおみくじで大吉は出ますか?
出ません。出雲大社のおみくじには「大吉」も「凶」もなく、記された言葉を読むものと案内されています。
- おみくじは結ばずに持ち帰ってもよいですか?
持ち帰って構いません。出雲大社東京分祠は、結ぶのも持ち帰るのも自由と案内しています。
- 出雲大社のおみくじはいくらですか?
初穂料は100円です。100円硬貨を用意しておくとスムーズです。
- おみくじは何時から引けますか?
お守りの授与と同じで、授与所の通常の受付時間は8:30〜16:30です。早朝・夕方の対応は出雲大社の参拝時間の記事で紹介しています。
- 出雲大社のおみくじは郵送で受けられますか?
受けられます。出雲大社は授与品の郵送申込を受け付けており、申込書の授与品におみくじが含まれています。初穂料が異なる場合があり、送料が別途必要なため、社務所(TEL:0853-53-3100)に問い合わせてください。
まとめ
- 出雲大社のおみくじには「大吉」も「凶」もない
- 番号で良し悪しを判断せず、記された言葉を読む
- 引ける場所と時間はお守りの授与所と同じで、初穂料は100円
- 結ぶのも持ち帰るのも自由
神在月に出雲へ集まった神々が最後に立ち寄る社と伝わる万九千神社には、「神在みくじ」があります。
あわせて参拝する方は、万九千神社のガイド記事も参考にしてください。
吉凶に一喜一憂せず、記された言葉をこれからの指針として持ち帰れるのが、出雲大社のおみくじです。
参拝の際は、ぜひ時間をとってじっくり読んでみてください。
