「9月の島根って実際どうなの?」——混雑は?台風は?何を食べる?
この記事では9月に島根を旅するうえで必要なことをすべてまとめました。
結論から言うと、9月中旬〜下旬の島根は、1年のなかでも特におすすめできる時期です。
混雑が落ち着き、気候もちょうどよく、宿泊費も落ち着いている。
松江水燈路が始まり、夕暮れの宍道湖が美しい。
つまり、9月の島根は観光する理由がたくさん揃っています。
ただし上旬は「まだ夏」です。台風リスクもあります。
そのあたりを踏まえて、時期の選び方から費用感・雨の日の過ごし方まで丸ごと解説します。


【結論】9月の島根、行くならいつがベスト?
| 時期 | 評価 | ポイント |
|---|---|---|
| 上旬(1〜10日) | △ 注意 | まだ暑い・台風リスク高め・海は微妙 |
| 中旬(11〜20日) | ◎ おすすめ | 気候が落ち着く・水燈路直前の静けさ |
| 下旬(21〜30日) | ◎ おすすめ | 水燈路開幕・彼岸花・宍道湖夕日が美しい |
2026年特記事項:シルバーウィーク前後は要注意
2026年は9月19日(土)〜21日(月・敬老の日)の3連休があり、23日(水)が秋分の日。間の22日(火)を有休にすると最大5連休になります。
この期間(9/19〜23)は観光客が集中し、宿とレンタカーが埋まるのが早い。
狙うなら9月中旬(11〜18日)か、連休明けの9月末がおすすめです。
9月に島根へ行くメリット・デメリット
メリット
- 夏休み後で空いている:出雲大社は通常日なら待ち時間ほぼなし。松江城の駐車場も満車になりにくい。
- 宿泊費が落ち着く:お盆価格が終わり、週末でも比較的予約しやすい(連休期間を除く)。
- 気候が観光向き:中旬以降は最高気温25℃前後。朝晩は涼しく、歩き回るのに快適。
- 旬の食材が豊富:ノドグロ・キジハタ・しじみ・シャインマスカット・栗——食べるものに困らない。
- 松江水燈路がある:9月下旬から始まる夜の城下町は、この時期だけの体験。
- 8月・10月と比べて「穴場」:神在月の10月より空いていて、8月の猛暑もない。
デメリット
- 台風リスク:9月は台風シーズン。交通が乱れることがある(→ キャンセル無料プランで対策)。
- 上旬はまだ暑い:日中は30℃近くなる日もあり、熱中症対策は必要。
- 海水浴には向かない:水温が下がり始め、海水浴シーズンはほぼ終わっている。
- 日没が早まる:月末には17:50前後に日が沈む。夕日鑑賞は時間管理が必要。
他の月と比べて9月はどうか
| 月 | 混雑 | 気候 | イベント | 総評 |
|---|---|---|---|---|
| 8月 | 混雑・高値 | 猛暑 | 花火大会 | 花火目的なら8月 |
| 9月 | 空いてる | 快適(中旬以降) | 水燈路 | コスパ◎の穴場 |
| 10月 | やや混雑 | ベスト | 神在月(旧暦) | 最高気候だが混む |
10月の「神在月」(旧暦10月=新暦11月ごろ)のような大きなイベントはなく、9月は静かに島根らしさを味わえる時期です。
「混雑を避けて本物の島根を体験したい」という人に向いています。
9月の島根の天気と気温
気温の目安(松江・出雲エリア基準)
- 上旬:最高気温27℃前後。日中は夏と変わらない暑さ。
- 中旬:最高25℃前後。朝晩17℃台まで下がる日も。
- 下旬:最高23℃前後。朝晩15℃近くまで冷え込む日あり。
服装のアドバイス
- 上旬:日中は半袖。朝晩に薄手のカーディガンを1枚プラス。
- 中旬以降:長袖シャツやパーカーがあると安心。重ね着できる服が◎
- 共通:折りたたみ傘は必携。上旬は日焼け止め・サングラスも引き続き必要。
台風について
9月は台風シーズン。島根への直撃は多くないものの、大雨や強風で交通が乱れることがあります。キャンセル無料プランで予約しておくのが最も現実的な対策です。
日の入り時刻の目安
9月は秋分(23日ごろ)を境に日が短くなります。
月初は18:30ごろ日が沈みますが、月末には17:50前後まで早まります。
宍道湖の夕日を狙うなら、日没30〜40分前には湖畔へ移動しておくのがおすすめです。
雨・台風の日の過ごし方
9月は突然の雨もあります。
屋内で過ごせるスポットを事前に押さえておくと安心です。
- 足立美術館(安来市):世界一の日本庭園を完全屋内から鑑賞。雨でもむしろ趣がある。
- 島根県立美術館(松江市):宍道湖湖畔に立つ美術館。コレクションも充実。
- 出雲科学館(出雲市):子ども連れにも対応。半日つぶせる。
- 玉造温泉でのんびり:温泉街の足湯や玉作湯神社めぐりは小雨でも十分楽しめる。
- 石見神楽(浜田市・神社屋内):神社の拝殿での公演は天候不問。9月は金・土曜に夜神楽あり。
9月の島根の混雑レベル
- 出雲大社:通常日は待ち時間ほぼなし。お守り授与所も並ばずに受けられることが多い。
- 松江城:駐車場が満車になりにくい。堀川めぐりも余裕をもって乗れる。
- 宿:平日は比較的空いているが、土日は埋まりやすい。連休(9/19〜23)は特に早い。
- レンタカー:連休以外は当日予約が通ることも多い(保険のため事前予約推奨)。
9月の島根旅行の費用目安
東京発・2泊3日・1人あたりの目安です(繁忙期を除く)。
| 項目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 交通費(往復) | 2〜5万円 | 飛行機早割なら2万円台も可。新幹線+やくもは3〜4万円程度。 |
| 宿泊費 | 1〜2.5万円/泊 | 玉造温泉の旅館は1.5〜2.5万円前後。ビジネスホテルなら8,000円〜。 |
| レンタカー | 5,000〜8,000円/日 | コンパクトカーの場合。免責補償込みで計算を。 |
| 食費 | 3,000〜6,000円/日 | 宿の夕食込みプランなら昼だけで済む。 |
| 観光費 | 2,000〜5,000円 | 足立美術館(2,300円)、堀川めぐり(1,800円)など。 |
2泊3日の合計目安:1人あたり5〜10万円(交通手段と宿のグレードによる)。
9月の島根のイベント・祭り
松江水燈路(9月下旬〜10月中旬)

松江城周辺と塩見縄手に行燈が灯る、秋の夜の風物詩。
例年9月下旬の土曜日から始まり、10月中旬まで土日祝に開催されます。
宍道湖の夜風を感じながら城下町をゆっくり歩ける、島根らしい夜の過ごし方です。
松江駅から無料シャトルバスが出るので車なしでも行けます。
▶ 水燈路の期間中に泊まれる松江の宿をチェックする(じゃらん)
石見神楽 定期公演(9月・浜田市三宮神社ほか)
島根西部に伝わる伝統芸能・石見神楽。
浜田市の三宮神社では毎週土曜日に加え、9月〜11月は毎週金曜日も夜神楽が開催されます(2026年も継続予定)。
温泉津温泉・有福温泉でも定期公演があり、宿泊とセットで楽しめます。
ますだ秋まつり 花火大会(例年9月中旬・益田市)
島根県内では珍しい9月開催の花火大会。
例年9月中旬の土曜日ごろに開催されます(荒天時は翌日順延)。
益田エリアを旅程に組み込む際は要チェックです。
一畑薬師「風鈴まつり」(〜9月下旬ごろ・出雲市)
出雲市の一畑薬師で開催される風鈴のイベント。
例年9月下旬ごろまで開催。静かな山寺に風鈴の音が響く、写真映えもするスポットです。
※各イベントの日程は年によって変動します。公式サイトまたはしまね観光ナビで最新情報をご確認ください。
9月の島根で食べたい旬のもの

松葉ガニ解禁(11月)の前ではありますが、9月の島根には旬を迎える食材がたくさんあります。
ノドグロ(アカムツ)
山陰が誇る最高級魚。秋口から脂が乗り始め、9月はその走りが楽しめる時期です。塩焼き・煮付け・刺身、どれも脂の甘さが格別。出雲・松江・浜田の飲食店で提供されています。
キジハタ(アカミズ)
島根では「アカミズ」と呼ばれる超高級魚。6〜9月が旬で、クセのない白身に脂がのっています。温泉宿の夕食で見かけたらぜひ注文を。
宍道湖のしじみ
島根の定番食材ですが、朝晩が肌寒くなる9月に宿の朝食で飲む温かいしじみ汁は格別です。出汁の旨みがじんわり染みます。食事付きプランの宿を選ぶ理由の一つになります。
ニギス
9月に入るとまとまって水揚げされる魚。一夜干しやフライが定番で、道の駅のおみやげにも向いています。
シャインマスカット・栗
島根はシャインマスカットの産地で、8〜9月が出荷ピーク。栗も出回り始めます。道の駅や地元スーパーで見かけたら旬のうちに。
出雲そば
新そばシーズンは10月以降ですが、9月後半から早い新そばに出会えることも。割子そばや釜揚げそばを出雲大社参拝の前後にぜひ。
9月におすすめのエリアと特徴
出雲エリア:王道観光の中心地

出雲大社・稲佐の浜・日御碕。9月は参拝客が少なく、境内をゆっくり歩ける。11月の神在月に向けた準備が始まる「神聖な空気感」を感じやすい時期でもあります。
松江エリア:夕日と夜の城下町

宍道湖の夕日・松江城・堀川めぐり。9月下旬からは松江水燈路が始まり、昼も夜も楽しめる。宍道湖の「嫁が島」に沈む夕日は9月が特に美しい季節。
雲南・奥出雲エリア:黄金の棚田と滝

9月中旬〜下旬は稲穂が黄金色に色づき、あぜ道に彼岸花が咲く日本の原風景が見られます。
雲南市の「龍頭が滝」(裏側から見られる日本の滝百選)は9月上旬の暑さを忘れさせてくれる名瀑。
レンタカーがあれば松江から1時間以内でアクセスできます。
石見エリア:神楽・温泉・自然

石見銀山・温泉津温泉・石見神楽。9月は石見銀山の大森地区が歩きやすい気候になります。温泉津温泉の夜神楽は9月から金曜も開催になり、滞在の理由が増えます。
9月の島根旅行 2泊3日モデルコース
1日目:出雲大社と周辺
午前に出雲大社参拝(1〜2時間)→ 神門通りで出雲そば → 稲佐の浜へ。夕方に玉造温泉へ移動して宿泊。温泉宿の夕食で旬の海の幸を。
2日目:松江城・宍道湖夕日・水燈路
午前に松江城・堀川めぐり → 昼食 → 塩見縄手を散策 → 夕方に宍道湖湖畔で日没を待つ。9月下旬なら夜は松江水燈路へ。宍道湖の夕日×行燈の城下町という組み合わせは9月ならではです。
3日目:足立美術館 or 雲南・奥出雲
足立美術館(安来市)で世界一の日本庭園を鑑賞、または雲南・奥出雲方面へ(龍頭が滝・棚田・彼岸花)。昼過ぎに出発すれば遠方からでも日帰りで戻れます。
交通手段別おすすめ
- 飛行機+レンタカー:出雲空港または米子空港から。羽田・伊丹・福岡から直行便あり。空港でそのまま借りて動ける。
- 新幹線+やくも:岡山経由で特急やくも(273系新型車両)が出雲市まで直通。観光列車「あめつち」(山陰本線・木次線)も週末を中心に運行し、里山の車窓を楽しめます。
▶ 出雲・米子行きの航空券の空席状況・料金(スカイチケット)
9月の島根へのアクセス
各都市からのアクセス詳細は、それぞれの記事にまとめています。出発地に合わせてご確認ください。
9月の島根旅行 よくある質問
Q. 台風が来たらキャンセルできる?
じゃらんなどではキャンセル無料プランを扱っている宿も多いです。9月は予約時点でキャンセルポリシーを確認しておくのが安心です。
Q. 2026年のシルバーウィークはいつ?
2026年は9月19日(土)〜21日(月)の3連休+23日(水・秋分の日)。22日(火)を休みにすると最大5連休。
この期間は宿・レンタカーが埋まりやすいため、早めの予約か、期間をずらすことをおすすめします。
Q. 9月に釣りはできる?
できます。キジハタ・ニギス・アジなどが狙える時期です。
海釣りは日本海側の港周辺、川釣りは高津川・斐伊川が人気スポット。沖釣り(遊漁船)も盛んです。
Q. レンタカーなしでも回れる?
出雲大社・松江城・玉造温泉の主要スポットは一畑電車・JR・バスでつなげます。ただし本数が少ない路線もあるため、時間に余裕のある旅程が前提です。奥出雲・石見方面はレンタカーがあると格段に動きやすくなります。
まとめ:9月の島根、中旬〜下旬がねらい目
9月の島根をひと言でまとめると、「混まない・涼しい・食べ物が旨い・夜が美しい」——条件が揃う穴場シーズンです。
- 行くなら 中旬〜下旬(上旬は暑さと台風に注意)
- 2026年は シルバーウィーク(9/19〜23)前後 の宿が埋まりやすい
- 台風対策は キャンセル無料プランで予約 するのが現実的
- 雨の日は 足立美術館・石見神楽・温泉 で十分楽しめる
旅の計画が決まったら、まず宿を押さえておくのがおすすめです。



