「10月に島根を旅行したいけど、何が楽しめるの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、気温・服装・イベント・グルメ・観光スポット・モデルコースまで、旅行前に知っておきたいことをまとめました。
なお、
「10月は神在祭が見られる?」
「紅葉はもう楽しめる?」
など、よくある誤解についても正直にお答えします。
ぜひ島根旅行の計画にお役立てください。

そもそも10月の島根旅行はおすすめ?
結論:10月の島根は、旅行のタイミングとしてかなりおすすめです。
理由は大きく3つあります。
- 気候が安定している:台風のピークを過ぎ、晴れの日が多くなる時期です。
- 出雲大社を静かに参拝できる:神在祭(11月)の直前にあたる10月は、混雑が少なく落ち着いて参拝できる穴場の時期です。
- 旬の食材が揃う:紅ズワイガニ・新そば・ノドグロなど、秋の味覚がピークを迎えます。
ただし、事前に知っておきたい注意点もあります。
神在月は10月?(最重要)
とても重要なことですが、2026年の神在祭は10月には行われません。
「神在月」は旧暦の10月のため、新暦では11月中旬〜下旬になります。詳しくは以下の記事をご確認ください。

島根の紅葉は10月に楽しめる?
紅葉に関して、10月ではまだ早い場所が多いです。
足立美術館や松江城周辺の見頃は11月以降です。
ただし三瓶山など標高の高いエリアでは10月下旬から楽しめます。
「行って損した」とならないために、以下では10月の島根の特徴をまるごと解説します。
10月の島根の気温・天気・服装
気温の目安
10月の島根県は、夏の暑さが落ち着き、朝晩に肌寒さを感じる「秋本番」の気候です。
| 時期 | 最高気温(目安) | 最低気温(目安) |
|---|---|---|
| 10月上旬 | 22〜24℃ | 14〜16℃ |
| 10月中旬 | 19〜22℃ | 12〜14℃ |
| 10月下旬 | 16〜19℃ | 9〜12℃ |
日中は過ごしやすい気温でも、朝晩は10℃前後まで冷え込むこともあります。
特に10月下旬以降は急に寒くなる日もあるため、羽織れる上着は必ず持参しましょう。
エリア別の気温差
島根県は東西に長く、エリアによって気温差があります。
- 海側(出雲・松江):比較的穏やかで過ごしやすい。
- 山側(奥出雲・三瓶山):標高が高いため海側より3〜5℃低くなることがあります。防寒着は厚めに準備を。
10月の島根の服装
- 日中:長袖シャツ+薄手のカーディガン or ジャケット
- 朝晩:フリースや中綿ジャケットがあると安心
- 雨具:折りたたみ傘かレインウェアを携帯
「重ね着」が基本です。
日中は暑いくらいでも夕方から急に冷えるケースがあるため、脱ぎ着しやすいアウターを選ぶのがおすすめです。
10月の島根と「神在月」の関係【誤解を解きます】

島根・出雲を旅行先に選んだ理由のひとつに、「神在月」を挙げる方は少なくありません。
ただ、出発前に一点だけ確認しておきたいことがあります。
神在月は「新暦10月」ではありません
「神在月」とは、旧暦の10月のこと。
全国の神様が出雲に集まるとされる特別な時期です。
ただし、現代のカレンダー(新暦)に換算すると、例年11月中旬〜下旬にあたります。
そのため、新暦の10月に島根を訪れても、神在祭の神事そのものを見ることはできません。
では10月の出雲大社は?→「静かに参拝できる穴場の時期」
神在祭がない分、10月の出雲大社は混雑が少なく、落ち着いた雰囲気の中で参拝できます。
11月の神在祭シーズンは出雲市内の宿が満室になることも珍しくありません。
その点、10月は宿も取りやすく、ゆっくりと境内を歩けます。神在月直前の静けさの中で参拝したい方には、むしろおすすめの時期とも言えます。
神在祭を目的に訪れたい場合は、11月の開催日程を事前に確認してから旅程を組みましょう。
10月の島根のイベント・祭り
10月の島根には、神在祭がなくても楽しめるイベントが充実しています。
神事・伝統行事
- 出雲大社 秋季大祭:出雲大社では秋にも祭事が行われます。境内に漂う厳かな空気は、神在月を前にした特別な雰囲気です。
大型イベント

- 出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝):例年10月に開催される全国注目の大学駅伝。出雲大社前をスタートし、出雲ドームがゴールとなります。沿道での観戦は無料で、島根の秋の風物詩のひとつです。

- 松江水燈路(まつえすいとうろ):9月下旬〜10月にかけて松江城周辺で開催される幻想的なライトアップイベント。堀川沿いに灯籠が並び、夜の松江城を美しく照らします。10月の島根観光の目玉のひとつとして、ぜひ日程を確認してみてください。
10月の島根グルメ|旬のものを食べよう

10月の島根は、食の面でも見どころが多い時期です。秋の味覚が揃い始め、旅の楽しみがぐっと増します。
紅ズワイガニ|10月は旬の真っ只中
「島根でカニを食べたい」と思っている方に朗報です。松葉ガニ(ズワイガニのオス)の解禁は11月ですが、紅ズワイガニは9月から解禁されており、10月はまさに旬の真っ只中。みずみずしくて甘みがあり、松葉ガニより手頃な価格で楽しめるのも魅力です。境港や浜田など、水揚げ港に近いエリアで味わうのがおすすめです。
新そば(出雲そば)|10月下旬から出回り始める
出雲そばは島根を代表するグルメのひとつ。秋の新そばは10月下旬頃から出回り始め、香りが高くみずみずしい風味が楽しめます。割子そばで味わうのが出雲流。旅の締めにぜひ。
ノドグロ|年間を通じて島根が誇る高級魚
「白身のトロ」とも呼ばれるノドグロは、島根・山陰を代表する魚。脂がのった身は、焼いても煮ても絶品です。10月も安定して水揚げされる時期で、旅行中に一度は食べておきたい一品です。
日本酒(秋あがり)|島根の地酒で乾杯
春に仕込んだお酒が夏を越してまろやかに熟成した「秋あがり(ひやおろし)」は、この時期だけの季節限定酒。島根には個性豊かな蔵元が多く、地元のグルメと合わせて楽しむのが旅の醍醐味です。
10月の島根モデルコース
1泊2日|出雲大社+玉造温泉 定番コース
1日目:出雲空港 → 稲佐の浜 → 出雲大社参拝 → 出雲そばで夕食 → 玉造温泉泊
2日目:玉造温泉でゆっくり朝食 → 足立美術館 → 松江城・堀川めぐり → 帰路
2泊3日|出雲+松江水燈路+三瓶山コース
1日目:出雲空港 → 出雲大社 → 稲佐の浜 → 出雲市内泊
2日目:玉造温泉 → 松江城 → 夜は松江水燈路(10月開催の場合) → 松江泊
3日目:三瓶山(10月下旬なら紅葉も)→ 帰路
神在月を学ぶ旅プラン|出雲の神話を体感する1泊2日
神在祭は11月ですが、その舞台となる場所を10月に訪れ、神話の世界観をじっくり味わうプランです。
1日目:稲佐の浜(神様が上陸する浜辺)→ 出雲大社(静かな境内をゆっくり参拝)→ 出雲市内で新そば+秋あがりの地酒 → 玉造温泉泊
2日目:玉造温泉 → 松江城・堀川めぐり → 帰路
島根へのアクセス・移動手段
島根県は公共交通機関だけで観光スポットを回るのが難しいエリアです。レンタカーの利用をほぼ必須と考えておくと、旅の自由度が大きく上がります。
主要都市からのアクセス概要
各都市からの詳しいアクセス方法・料金・時刻表については、それぞれのテキストリンク先で詳しく解説しています。
- 東京からのアクセス:飛行機(羽田→出雲空港、約1時間20分)が最速。新幹線+特急の組み合わせも可能ですが、所要時間は4〜5時間程度になります。
- 大阪からのアクセス:特急やくも(岡山乗り換え)で約3時間。高速バスも運行しています。
- 広島からのアクセス:高速バスで約2時間30分〜3時間。車でのアクセスも便利です。
- 名古屋からのアクセス:飛行機(中部国際空港→出雲空港)または新幹線+特急の組み合わせ。
- 福岡からのアクセス:飛行機(福岡空港→出雲空港、約1時間)が最もスムーズです。
現地の移動手段
出雲大社・玉造温泉・松江城・足立美術館・三瓶山など、主要な観光スポットは車での移動が前提の立地にあります。バスや電車だけで回ろうとすると、本数が少なく時間のロスが大きくなりがちです。
出雲空港・出雲市駅・松江駅それぞれにレンタカー会社が揃っています。
以下、各場所のレンタカー会社の詳細です。
出雲空港のレンタカー情報
米子空港のレンタカー情報
出雲市駅のレンタカー情報
松江駅のレンタカー情報
玉造温泉のレンタカー情報
よくある質問(FAQ)
- 10月の島根は混雑しますか?
-
11月の神在祭シーズンと比べると、10月は比較的空いています。
出雲大社周辺の宿も取りやすく、境内もゆっくり歩けます。出雲駅伝(例年10月開催)の当日は出雲市内が賑わいますので、日程が重なる場合は宿の早めの確保をおすすめします。 - 神在祭は10月に見られますか?
-
見られません。
神在祭は旧暦の10月に行われる神事で、新暦では例年11月中旬〜下旬にあたります。
神在祭を目的に訪れる場合は、出雲大社の公式サイトで最新の日程を確認してから旅程を組んでください。👇2026年の神在祭詳細はこちら
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-
エリアによります。足立美術館・由志園・松江城周辺の見頃は11月中旬以降ですが、三瓶山や奥出雲などの山間部では10月下旬から色づき始めます。
紅葉をメインの目的にする場合は、11月の訪問が確実です。
- 島根観光にレンタカーは必要ですか?
-
レンタカーを推奨します。
出雲大社・玉造温泉・足立美術館・三瓶山など主要スポットはバスの本数が少なく、車がないと移動に大きく時間がかかります。
出雲空港・出雲市駅・松江駅でレンタカーを借りるのが最もスムーズです。👇島根観光におけるレンタカーの注意事項はこちら
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まとめ|10月の島根は「穴場の秋旅」におすすめ
10月の島根をひとことで表すなら、「混雑を避けながら、秋の島根をじっくり味わえる穴場の時期」です。
- 神在祭は11月ですが、10月の出雲大社は静かで参拝しやすい
- 紅葉は三瓶山・奥出雲なら10月下旬から楽しめる
- 紅ズワイガニ・新そば・ノドグロと食の充実度は抜群
- 松江水燈路・出雲駅伝など10月ならではのイベントもある
- 宿が取りやすく、移動もスムーズ
旅の計画に合わせて、各スポット・アクセスの詳細記事もあわせてご覧ください。
島根の秋旅を、思いっきり楽しんできてください。




