「日本最古の湯」として知られ、天然の化粧水とも称される島根県の玉造温泉(たまつくりおんせん)。
温泉街には、美肌スポットや縁結びの神社、絶品グルメがギュッと詰まっており、徒歩での散策に最適です。
この記事では、玉造温泉で10年以上、延べ3000人以上の旅行者を案内してきた私が、予算別の楽しみ方から絶対に外せない観光スポット、お土産まで、玉造温泉の街歩きを120%楽しむための情報を徹底解説します。
玉造温泉街の散策マップと歩く順番
玉造温泉街は、玉湯川の両岸に沿って南北にのびる一本道の温泉街です。
北側の入口から南端の玉作湯神社へ向かって歩くと、足湯・グルメ・パワースポットを順番に回れます。
車の場合は、温泉街の北側(入口付近)にある日帰り観光客用の無料駐車場に停めて歩き始めます。
そこから南へ向かう順路と、区間ごとの徒歩時間の目安は次のとおりです。
| 順番 | スポット | 前のスポットからの徒歩 | できること |
|---|---|---|---|
| スタート | 日帰り観光客用駐車場 | ― | 無料で駐車 |
| 1 | 姫神広場の足湯 | 約5分 | 屋根付きの足湯 |
| 2 | ゆ〜ゆ前の足湯 | 約2分 | 川沿いの足湯 |
| 3 | たまゆら前の足湯 | 約3分 | 神社に近い足湯 |
| 4 | 玉作湯神社・恋叶い橋(宮橋) | 約2〜3分 | 願い石・叶い石、写真撮影 |
歩くだけなら片道15分ほどの距離です。
足湯やカフェ、参拝をゆっくり楽しむなら、往復で2時間ほど見ておくと余裕があります。
温泉街の道路は15:00〜24:00が一方通行になります。
車で向かう場合は、昼ごろまでに到着するとスムーズです。
駐車場の場所や目印、一方通行の区間は、次の記事で写真つきでまとめています。

玉造温泉が「美肌の湯」と呼ばれる理由

街歩きを始める前に知っておきたいのが、玉造温泉の実力。
日本最古の地誌・出雲國風土記に「一度入れば肌が美しくなる」と表現されており、1300年前の奈良時代にはすでに愛されていた温泉なのです。
実際に8週間温泉水を肌につける実験を行ったところ、肌の水分量が65%アップしたという調査結果が紹介されています。
この「美肌の湯」をどう活用するかが、街歩きの最大のポイントです。

絶対外せない!3大「美肌・パワースポット」体験

玉造温泉のメインストリートである川沿いには、ユニークな体験スポットが点在しています。
湯薬師広場で「源泉」をお持ち帰りできます

温泉街にある「湯薬師広場」では、湧き出る源泉をボトルに詰めて持ち帰ることができます。
• 楽しみ方: 専用のミストボトル(200円)を購入するか、持参した容器に入れてもOK。
• 注意点: 防腐剤が入っていない「生もの」なので、使用期限は約5日間程度です。
• 効果: 顔に吹きかけると、肌がしっとりするといわれています。
玉作湯神社の「願い石・叶い石」祈願成就

温泉街の南端にある玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)は、強力なパワースポットとして有名。
境内内にある丸い自然石の「願い石」にはたくさんの人が祈願成就を行います。
• 参拝方法: 社務所で「叶い石」を授かり、境内の奥にある「願い石」に触れさせてパワーを注入します。
• ポイント: 願い事を書いた紙を入れ、自分だけのお守りを作ることができます。
川沿いの「足湯」巡りで温泉街気分を満喫

川沿いには3箇所の足湯があり、全て無料で利用できます。
タオルの貸し出しはないので持参しましょう。
• 姫神広場: 屋根があるので、雨の日にも安心。姫神様の像が目印です。
• ゆ〜ゆ前: 「高温注意」と書かれるほどかなり熱めのお湯です。熱いお湯が好きな人向け。
• たまゆら前: 3か所のうち一番南側にあり、玉作湯神社へ歩いて向かいやすい位置です。
3か所それぞれの場所や利用時間、持ち物は、次の記事で詳しく紹介しています。

街歩きのお供に!おすすめグルメ&スイーツ
ここでは街歩きの途中に寄りやすい4店を紹介します。
ほかのお店や食べ歩きの順路は、次の記事にまとめています。

豆腐ドーナツ(ほっこり食堂 繋がる根)

生地に豆腐を使用しており、ヘルシーでもちもち食感がテイクアウトにも人気です。
特にチョコバナナ味は筆者一押し。ヘルシーな豆腐だけに罪悪感なく食べれてしまいます。
※営業日はインスタグラムのカレンダーで要確認。
ご当地ソフト・ドリンク(珈琲屋Yori荘)

「Yori荘」では、勾玉(まがたま)の形をしたクッキーが乗ったコーヒーソフトや、色鮮やかな野菜を使ったファラフェルサンドなどが楽しめます。
インカオレやトロピカルサイダーといった創作ドリンクもぜひ楽しんで!
テラス席でのんびりするのがおすすめです。
プレミアム海鮮丼(若竹寿司)

玉造温泉で海鮮物を食べたい、と思ったら迷わず若竹寿司へ。
日本海に近い島根ならではの新鮮な魚介をふんだんに使ったプレミアム海鮮丼は開店前に行列ができる人気の一品です。
てんこ盛りの海鮮がどんぶりから飛び出す様はぜひ一度体験いただきたい!
クリームソーダ(たこ焼き桜)

たこやき屋さんですが、たこ焼きだけじゃない!
とにかく豊富な種類のクリームソーダが街歩きにはお勧め。
足湯に浸かりながら、ふたりで違う種類を食べ比べしてみてはいかが?
人気のフォトスポット&お土産
恋叶い橋(宮橋)

玉作湯神社の向かいにある赤い橋です。ここから神社の鳥居が入るように写真を撮ると、恋が叶うと言われている人気の撮影スポットです。自撮り用のカメラ台も設置されています。
玉造アートボックス(Tamatsukuri Art Box)

古い旅館をリノベーションした複合施設です。
• 1階(美肌マルシェ/姫ラボ): 玉造温泉水を使ったコスメ「姫ラボ石鹸」が大人気。
泡立て体験ができ、モコモコの泡に感動すること間違いなし。
• 2階: カフェや雑貨店があり、島根県産の素材を使ったドレッシング(安本産業のくんせいナッツドレッシングなど)や、ユニークなマスキングテープなどのお土産が揃います。
キラキラの天然石・勾玉

三種の神器の一つ「勾玉」の生産地だった玉造温泉。
硬いヒスイやメノウを加工する技術は古代からの謎であり、神秘的です。
玉湯川沿いには大きな勾玉のオブジェ。
ここぞ玉造温泉!といった写真撮影ができます。

玉造温泉街歩きのコツ
•持ち物: 足湯用のタオルは必須です。温泉水を多めに持ち帰るなら空のペットボトルもあると便利(現地購入も可)。
• 時間: 入口から玉作湯神社まで、歩くだけなら片道15分ほどのコンパクトな温泉街です。足湯やカフェ、体験をゆっくり楽しむなら2時間見ておくと良いでしょう。
• アクセス: 多くの旅館が立ち並ぶエリアは川沿いに集中しており、徒歩で回れます。車の場合は、北側の入口付近にある日帰り観光客用の無料駐車場を利用しましょう。
日が暮れてからの温泉街は、旅館の灯りが川面に映り、昼とは雰囲気が変わります。
夜に開いているお店や夜の散策コースは、次の記事で紹介しています。

温泉街の外にある周辺スポットや、目的別のモデルコースは、次の記事にまとめています。

美肌の湯に浸かり、美味しいものを食べ、神様に願い事をする。心も体も潤う玉造温泉へ、ぜひ出かけてみてください!
玉造温泉に泊まって朝と夜の温泉街も歩く
温泉街は歩いて回れる広さなので、宿泊すると夕食後の夜歩きや、人の少ない朝の散策も楽しめます。
街歩きを中心に過ごすなら、玉湯川沿いの宿を選ぶと足湯や神社へ歩いて行けます。
【玉造温泉周辺の空室・料金をチェック(じゃらん)】
【玉造温泉周辺の空室・料金をチェック(楽天トラベル)】
宿ごとの特徴や選び方は、次の記事で目的別に比較しています。

玉造温泉街についてよくある質問
- 玉造温泉街の散策にかかる所要時間はどのくらいですか?
入口から玉作湯神社まで、歩くだけなら片道15分ほどです。
足湯やカフェ、参拝をゆっくり楽しむ場合は、2時間ほど見ておくと余裕があります。- 玉造温泉街を歩くとき、車はどこに停めればよいですか?
温泉街の北側(入口付近)にある、日帰り観光客用の無料駐車場を利用します。
温泉街の中にある駐車場は、施設の利用者専用です。
場所や目印は玉造温泉の駐車場ガイドで紹介しています。- 雨の日でも玉造温泉街は楽しめますか?
屋根のある姫神広場の足湯や、玉造アートボックスなどの屋内施設を中心に回ると、雨の日でも楽しめます。
ゆ〜ゆ前の足湯は屋根がないため、雨天時や川の増水時は利用できない場合があります。- 足湯のタオルは現地で借りられますか?
足湯にタオルの貸し出しはないため、持参が必要です。
足湯ごとの特徴は玉造温泉の足湯ガイドにまとめています。
