正式名称「玉造温泉 出雲神々縁結びの宿 紺家(こんや)」。以前は「湯亭 こんや」という名前で親しまれていた宿です。300年以上の歴史を持ち、出雲大社ゆかりの意匠が館内に散りばめられた老舗旅館として知られています。
この記事では、紺家がどんな人に向いているか、部屋の選び方、温泉や料理の特徴、口コミ、アクセス・送迎・駐車場、予約前に知っておきたい注意点までを公式情報をもとにまとめました。

結論|紺家はこんな人におすすめ
紺家の特徴をひとことでいえば「伝統色の強い、出雲らしい老舗旅館」です。
まず結論から確認しておきましょう。
おすすめな人
- 歴史ある旅館の雰囲気が好きな人
- 日本庭園を眺めながらゆっくり過ごしたい人
- 出雲大社ゆかりの意匠など、出雲らしい雰囲気を味わいたい人
- 玉造温泉らしい老舗旅館に泊まりたい人
向かない人
- 新しく設備の整ったホテルを希望する人
- 禁煙室を必須としたい人(紺家に禁煙専用客室はありません)
- バリアフリー対応を重視したい人
- 豪華なバイキング形式の食事を希望する人
紺家とはどんな宿?300年続く老舗の歴史
紺家がある玉造温泉は、奈良時代の「出雲国風土記」にすでに「神の湯」と記されている、日本最古級の温泉地といわれています。紺家の泉質は硫酸塩泉(弱アルカリ性)で、神経痛や筋肉痛、冷え性、疲労回復などに効果が期待できるとされています。

館内には出雲大社ゆかりの書や神社様式の装飾が施され、「出雲神々縁結びの宿」の名にふさわしい雰囲気が漂います。エントランスやロビーには伝統工芸品が展示されているほか、4つの異なる趣を持つ日本庭園も見どころのひとつです。
部屋は4つの棟に分かれている|本館・別館・旧館の違い
「紺家 別館」と検索する方が多いように、紺家の客室は棟ごとに趣が異なります。予約サイトでは部屋タイプが一覧で並ぶだけなので、まずは全体像を整理しておきましょう。
四季亭(本館)|玉湯川を望む眺望
本館にあたる「四季亭」は、玉湯川に面した眺望の良さが特徴です。22.5畳の特別室(広縁付き)のほか、ご年配の方にも好評という洋室ツインも用意されています。ベッドで眠りたい方や、川沿いの景色を楽しみたい方に向いています。
開花亭(別館)|庭園付きの離れ家感覚
別館の「開花亭」は、日本庭園を望む離れ家のような雰囲気が魅力です。1階限定で、10〜14.5畳の懐古的な日本家屋の造り。庭園付き客室(2部屋のみ)もあり、静けさを重視したい方におすすめです。
松月亭・花仙亭(旧館)|古き良き木造建築
旧館にあたる「松月亭」「花仙亭」は、古き良き木造建築の趣を残す棟です。花仙亭には出雲民芸紙を使った6.5〜14.5畳の和室があり、その中でも露天風呂付きの部屋は館内で2部屋のみという希少な設えになっています。露天風呂付き客室を希望する場合は早めの予約が安心です。
眺望を重視するなら四季亭(本館)、静けさや離れ家感覚を求めるなら開花亭(別館)、趣のある木造建築や露天風呂付きの部屋なら旧館、というのが選び方の目安です。
各部屋ごとの違いはじゃらんや楽天トラベルなどのギャラリーからご確認ください。
【出雲神々 縁結びの宿 紺家の画像ギャラリー(じゃらん)】
温泉|大浴場と露天風呂(岩風呂)の見どころ
紺家の温泉は男女で趣の異なる大浴場・露天風呂が用意されています。
- 男性大浴場「湯走りの湯」…温泉が小滝となって流れ落ちる造り
- 男性露天風呂「月影」…月明かりや朝日の中で入浴できる岩風呂
- 女性大浴場「楓の湯」…やわらかな肌ざわりが特徴といわれています
- 女性露天風呂「竹風」…庭の木々と湯けむりに包まれる造り
入浴時間は15:00〜24:00、5:00〜9:30。連泊の場合は当日11:00以降も利用できます。入替制の浴場には、玉造が勾玉の産地であったことにちなんで、めのう製の勾玉が配されているのも紺家ならではの演出です。
なお、貸切風呂の利用を希望する場合は、事前に直接連絡して予約する必要があります。
【出雲神々 縁結びの宿 紺家の温泉 画像ギャラリー(じゃらん)】
料理|名物「出雲本膳」と朝食
夕食:出雲本膳
紺家の夕食は「出雲本膳」という名物料理が中心です。季節の産物を膳と器に盛り、神前に供えたと伝えられる出雲の伝統を受け継いだ内容とされています。宍道湖産のしじみや旬の魚など、地元色の強い献立が特徴です。
お部屋食ではなく、お食事処での提供となります。
朝食
朝食には島根県産の白ごはん、宍道湖産しじみの味噌汁、松江名産の板かまぼこ、旬の魚の干物、湯豆腐などが並びます。
料理に関する注意点
のどぐろや島根和牛など具体的な食材名までは公式サイトに記載がなく、プランやグレードによって内容が異なる可能性があります。詳しい献立は予約時に確認しましょう。
玉造温泉全体のグルメ情報は、以下の記事もあわせてご覧ください。

紺家の口コミが気になる方へ
実際の宿泊者の口コミから紺家の評判を詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく分析しています。予約前の判断材料としてあわせてご覧ください。

アクセス・送迎・駐車場
住所・電話番号
住所:島根県松江市玉湯町玉造1246(Google Map)
電話番号:0852-62-0311(予約専用:0120-01-3333)
送迎について
玉造温泉駅・バス停⇔宿の間は無料送迎に対応しています。15:00〜20:00の間で運行しているほか、朝は定時便が3便用意されています。事前予約が必要な場合があるため、利用を希望する場合は予約時に申し込んでおくと安心です。
駐車場について
無料駐車場が用意されています。大型連休など混雑が予想される時期は予約時に確認しておくと安心です。
玉造温泉街は一方通行の時間帯があるため、周辺の駐車場事情については以下の記事も参考にしてください。

予約前に知っておきたい注意点
チェックイン・チェックアウト
チェックイン15:00、チェックアウト10:00が基本です(プランによって前後する場合があるため、予約時にご確認ください)。
禁煙室はない
紺家には禁煙専用の客室がありません。館内では消臭・除菌対応を行っており、気になる場合は予約時に相談すると対応してもらえるとのことです。非喫煙者の方は事前に把握しておくと安心です。
アメニティ・館内サービス
抹茶と和菓子でのおもてなしのほか、女性用・子ども用(2歳〜)の色浴衣が無料で用意されており、下駄の貸し出しもあります。館内にはコーヒーラウンジ「佳水」(7:00〜10:00)、サロン「おちらと」(16:00〜21:30・要事前相談)、地元特産品を扱うショップ「だんだん」(7:00〜21:30)があり、宅配便の発送も1階売店で受け付けています。
日帰り入浴プランはある?
紺家では日帰り入浴プランも用意されています。昼食の会席料理が付いたプランで、料金は5,000円(税別)〜、受付時間は11:00〜14:30、事前予約が必要です。詳しい内容や最新料金は公式サイトでご確認ください。
なお、玉造温泉には紺家以外にも日帰り入浴に対応した宿が多数あります。

玉造温泉の他の宿との違い
紺家は300年以上の歴史を持つ老舗で、出雲大社ゆかりの意匠や「出雲本膳」といった伝統色の強さが特徴です。露天風呂付き客室やモダンな設備を重視したい方は、他の宿と比較してみるのもおすすめです。
玉造温泉には紺家のほかにも個性豊かな宿が揃っており、それぞれの口コミや特徴を記事にまとめています。

あわせて楽しみたい玉造温泉街
紺家に宿泊する際は、温泉街の散策もあわせて楽しみたいところです。
「縁結びの宿」の名の通り、徒歩圏内には縁結びで知られる玉作湯神社があります。街歩き全体のモデルコースは以下の記事にまとめています。




よくある質問
- 「紺屋」と「紺家」、どちらが正しい表記ですか?
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正式名称は「紺家(こんや)」です。「紺屋」は読みが同じことによる表記ゆれで、正式な宿名ではありません。以前は「湯亭 こんや」という名称で営業していました。
- 紺家の電話番号を教えてください。
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0852-62-0311(代表)です。宿泊予約専用のフリーダイヤルは0120-01-3333です。最新の連絡先は公式サイトでご確認ください。
- 紺家は喫煙できますか?
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禁煙専用の客室は用意されていません。館内では消臭・除菌対応を行っており、気になる点があれば予約時に相談することをおすすめします。詳しくは「予約前に知っておきたい注意点」もご覧ください。
- 紺家で過去に食中毒があったと聞きましたが、大丈夫ですか?
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2015年6月、宿泊した学生団体に食中毒の症状が発生し、松江保健所により5日間の営業停止処分を受けた記録があります。処分はすでに完了しています。現在の衛生管理体制についての詳細は、公式サイトまたは宿への問い合わせでご確認ください。
※本記事の宿泊料金・プラン内容・営業時間などは変更される場合があります。最新情報は公式サイトおよび予約サイトでご確認ください。
