「松江城の堀川めぐりって、実際どんな感じ?」
「所要時間はどれくらいかかるの?」
「雨の日や犬を連れていても乗れるの?」
出雲在住の筆者も実際に乗船した経験をもとに、料金・所要時間・乗り場・予約方法・雨の日や犬連れで利用できるかまで、旅行前に知っておきたいポイントをまとめました。
堀川めぐり(堀川遊覧船)とは?松江城を囲むお堀をめぐる遊覧船

約50分かけて17の橋をくぐりながら、松江城の石垣や塩見縄手の城下町風情を水上から巡る遊覧船です。
正式名称は「ぐるっと松江堀川めぐり」で、堀川は松江城の築城当時に造られたお堀。1997年に運航が始まったといわれています。
船頭が案内をしながらゆっくりと進むため、徒歩では気づきにくい石垣の高さや城下町の広がりを水上から感じられる点が魅力。城下町の街並みを眺めながら、松江の歴史に触れることができる体験です。

料金・チケットの種類
最新料金は変更される場合があるため、公式サイトでの確認をおすすめします。
2026年7月時点で確認できた料金は以下のとおりです。
運航時間の目安は3〜9月が9:00〜17:00、10〜2月が9:00〜16:00。
乗船券は各乗り場の窓口で当日購入できます。
一日乗船券(遊覧コース)
| 大人 | 中人(中学・高校生) | 小人(小学生) | 幼児 | |
| 個人 | 2,000円 | 1,600円 | 1,000円 | 500円 |
| 団体(20名以上) | 1,800円 | 1,500円 | 900円 | 400円 |
| 障がい者及び介護人 | 1,000円 | 800円 | 500円 | 300円 |
- 幼児(小学生未満)は、大人1名につき1名まで無料です
- 障がい者及び介護人料金の利用には、各自治体が発行する障害者手帳の提示が必要です
- 一日乗船券のため、当日は何度でも乗り降りできますが、混雑状況によっては待ち時間が発生する場合があります
じゃらんにて事前予約をしておけば1800円の割引価格が適用されます。
ぶらっとコース・貸切・年間パスポート
塩見縄手近隣のみを往復する「ぶらっとコース」(屋根下げなし・約30分)は、30名以上の団体予約時のみ運航しており、料金は大人1,800円・中人1,500円・小人900円・幼児400円です。1隻を貸し切る場合は20,000円(10名以内・GW/お盆期間を除く)で、いずれもふれあい広場乗船場発着のみとなっています。
何度も乗る予定がある方には、購入日から1年間、3つの乗り場から何度でも乗船できる年間パスポート(大人4,000円・中人2,000円・小人1,500円)もあります。ただし本人以外は使用できず、イベント等による特別運航時には利用できません。販売はふれあい広場乗船窓口・大手前広場乗船窓口のみで、カラコロ広場では取り扱っていません。
松江城ふくめ、近隣の観光施設を利用する場合には共通券の割引もあります。

松江城観光と組み合わせた所要時間の目安

堀川めぐり単体の所要時間は前述のとおり約50分程度です。
一日乗船券なので、3つの乗り場のどこから乗ってどこで降りてもかまいません。松江城の天守閣観光とあわせて回る場合は、待ち時間も見込んで時間に余裕を持たせておくと安心です。
混雑する土日祝や連休期間は、時間帯によって乗船までの待ち時間が生じることもあります。ゆったり乗船したい場合は、朝の早い時間帯や夕方に近い時間帯を狙うのも一案です。
予約は必要?当日の乗り方
個人で一日乗船券を利用する通常の遊覧コースは、予約不要で当日窓口で乗船券を購入する形式です。ふらっと立ち寄って乗れる手軽さが魅力です。
一方、ぶらっとコースや貸切を利用する場合は予約が必須です。
受付は乗船日の180日前から7日前の17時までとなっているため、団体での利用や貸切を検討している場合は早めに問い合わせておくと安心です。
乗り場は3カ所、松江城からのアクセス方法
堀川めぐりの乗り場は、松江堀川ふれあい広場・大手前広場・カラコロ広場の3カ所です。一日乗船券であれば、どの乗り場から乗ってどの乗り場で降りてもかまいません。
松江城から一番近いのは大手前広場乗船場
大手前広場乗船場は、島根県民会館の北側・松江城の南東側に位置しており、3カ所の中では松江城の観光ルートから最も歩きやすい乗り場です。まず天守閣を見学してから堀川めぐりに乗るという回り方であれば、こちらの乗り場が便利です。
堀川ふれあい広場乗船場(黒田町)
松江・堀川地ビール館の奥に位置する乗り場です。ぶらっとコースや貸切便もこちらの乗り場発着となっています。
カラコロ広場乗船場(京店)
京店エリアにある乗り場で、カラコロ工房などの周辺散策と組み合わせやすい立地です。
各乗り場周辺の駐車場については、以下の松江城アクセス・駐車場ガイドもあわせてご確認ください。松江城への車・バス・電車でのアクセスや駐車場情報をまとめています。

見どころ|17の橋と屋根が下がるスリル体験

堀川めぐりのコースは約3.7km、17の橋の下をくぐりながら進みます。
そのうち4カ所は特に低い橋で、船の屋根が下がる仕組みになっており、乗客も頭を下げてしゃがむ必要があるといわれています。橋の下をぎりぎりの高さでくぐり抜ける瞬間は、堀川めぐりならではの名物体験として紹介されることが多いポイントです。
実際に乗ってみると、しゃがむタイミングは船頭さんの合図でしっかり案内があるため迷うことはありませんでした。ただ、頭上ぎりぎりまで屋根が下がってくる感覚には、ちょっとしたドキドキがありました。
橋の名前や場所を事前に覚えておく必要はなく、案内に従って頭を下げれば問題なく通過できます。
ベストな時期は?季節ごとの楽しみ方



堀川めぐりは季節ごとに趣向を変えた特別便が運航されることでも知られています。
春は松江城公園の桜や新緑とあわせて水辺の景色が華やぎ、7月から8月ごろには涼やかな音色を楽しむ「風鈴船」が登場します。11月から4月ごろは、船内に暖房を入れた「こたつ船」として運航され、寒い時期でも暖かく乗船できます。
また、秋には松江城下が灯りに包まれる「松江水燈路」の期間中、夜間運航が行われます。
開催時期や日程は年によって変わるため、最新情報は以下の記事でご確認ください。

筆者も以前、松江水燈路の時期に夜間運航の堀川めぐりに乗船したことがあります。昼間よりも目線が低くなる分、ライトアップされた松江城がいつも以上に雄大に見えたのが印象的でした。秋風を感じながら進む堀川からは城下町の風情が伝わってきて、まるでタイムスリップしたような気分を味わえました。
水燈路の開催時期は9月〜10月ごろですが、夜間はしっかり冷え込みます。羽織れる上着など、ちょっとした防寒着を持って行くと安心です。
雨の日は乗れる?悪天候時の運航状況

堀川めぐりは年中無休で運航していますが、荒天時は運休またはコース変更となる場合があるとされています。
船には屋根があるため小雨程度であれば運航されることが多いといわれていますが、風雨が強い日は運休の可能性もあるため、悪天候が予想される日に訪れる場合は、事前に公式サイトまたは電話(0852-27-0417)で運航状況を確認することをおすすめします。
屋根付きとはいえ、乗り場までの移動や乗り降りの際に濡れることもあるため、雨具を用意しておくと安心です。
犬(ペット)と一緒に乗れる?
盲導犬・介助犬・聴導犬などの身体障害者補助犬は、堀川めぐりに同乗させることができます。
一般のペットについては、ふれあい広場乗船場・大手前広場乗船場に設置されている小型のハードケージに入れば、係員が指示した場所で乗船が可能です。ただし、カラコロ広場乗船場ではこの対応がないため、ペット連れで乗船したい場合はふれあい広場または大手前広場を利用する必要があります。
また、他の乗客に危害や不快感を与えると判断された場合は、乗船を断られることもあるとされています。松江城周辺の観光スポットの中でも、堀川めぐりは犬と一緒に楽しめる数少ないアクティビティの一つといえるでしょう。
屋形船との違いは?

「堀川めぐりは屋形船と同じもの?」と気になる方もいるかもしれません。
一般的に屋形船は、食事や宴会を楽しみながら川や海を周遊する大型の船を指すことが多く、貸切での利用が中心です。
一方、堀川めぐりは食事を目的とした船ではなく、松江城のお堀を周遊すること自体を楽しむ小型の遊覧船である点が異なります。
優雅に食事を楽しみたい場合と、松江城下の景色や低い橋をくぐる体験を楽しみたい場合とで、選び方の目安にするとよいでしょう。
松江城とあわせて回るモデルコース
松江城観光と堀川めぐりを組み合わせる場合、
天守閣見学→堀川めぐり乗船→塩見縄手や興雲閣など城下町散策
という流れが定番です。
塩見縄手には老舗そば店「八雲庵」をはじめとした飲食店も多く、休憩を挟みながら周遊できます。より詳しいモデルコースは以下の記事で解説しています。

松江城 周辺観光完全ガイド|城下町モデルコースで巡る武家屋敷・興雲閣・松江歴史館

よくある質問
- 堀川めぐりの所要時間はどれくらいですか?
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一日乗船券を利用する通常の遊覧コースは、例年約50分程度とされています。当日の混雑状況によっては、乗船までお待ちいただく場合があります。
- 堀川めぐりの料金はいくらですか?
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一日乗船券(個人)は大人2,000円・中人(中高生)1,600円・小人(小学生)1,000円・幼児500円です。団体割引や障がい者・介護人料金もあります。詳しくは記事内の料金表をご確認ください。
- 予約は必要ですか?
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個人で一日乗船券を利用する通常の遊覧コースは予約不要です。ぶらっとコースや貸切を利用する場合のみ、乗船日の180日前から7日前17時までの予約が必要です。
- 雨の日でも運航しますか?
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年中無休で運航していますが、荒天時は運休またはコース変更となる場合があります。悪天候が予想される日は、事前に公式サイトまたは電話(0852-27-0417)で運航状況を確認することをおすすめします。
- 犬などのペットと一緒に乗れますか?
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盲導犬などの身体障害者補助犬は同乗可能です。一般のペットも、ふれあい広場・大手前広場乗船場に設置の小型ハードケージに入れば乗船できますが、カラコロ広場乗船場では対応していません。
- 堀川めぐりのベストシーズンはいつですか?
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季節ごとに特別便が運航されるのが特徴です。7〜8月は風鈴船、11〜4月はこたつ船、秋の松江水燈路期間中は夜間運航が行われます。目的に合わせて時期を選ぶと、より楽しめます。
- 屋形船との違いは何ですか?
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屋形船は食事や宴会を楽しみながら周遊する大型の船を指すことが一般的です。堀川めぐりは食事を目的とせず、松江城のお堀を周遊すること自体を楽しむ小型の遊覧船である点が異なります。
まとめ
松江城は天守だけでも十分楽しめますが、堀川めぐりに乗ると「水の都・松江」らしい景色まで体験できます。徒歩とは違う目線から石垣や城下町を眺められるため、初めて松江を訪れる方にもおすすめです。時間に余裕があれば、ぜひ松江城観光とセットで楽しんでみてください。
城下町散策の後のグルメ探しには、以下の記事もあわせてご覧ください。

