「島根で女子旅をするなら、どこを回るのがおすすめ?」
「出雲大社や玉造温泉、松江城を効率よく巡れる?」
「車なしでも楽しめるモデルコースが知りたい」
島根には縁結びで知られる出雲大社、美肌の湯として知られる玉造温泉、国宝松江城など、女性同士の旅行にぴったりなスポットが点在しています。ただし出雲エリアと松江エリアは離れているため、順番を間違えると移動だけで時間がかかってしまうこともあります。
この記事では、出雲在住・島根の旅館で13年間勤務した筆者が、女子旅におすすめの1泊2日モデルコースを紹介します。
車なしで回る場合の公共交通、予算の目安、玉造温泉の宿・部屋選びのポイントまで、初めての島根女子旅でも迷わないようにまとめました。
島根女子旅で外せない鉄板3エリア
島根女子旅では、出雲大社・玉造温泉・松江城の3エリアを巡るルートが定番です。島根女子旅の軸になるのは、出雲大社(出雲市)・玉造温泉(松江市)・松江城(松江市)の3エリア。
出雲大社は縁結びのご利益で知られる聖地、玉造温泉は日本最古クラスの温泉地のひとつで美肌の湯として知られています。松江城は現存12天守のひとつで、国宝に指定されているお城です。
出雲エリアと松江エリアは車で1時間前後離れているため、まずは全体のルート感をつかんでおくと計画が立てやすくなります。1泊2日モデルコースの全体像は次の通りです。
出雲空港
↓
出雲大社
↓
稲佐の浜
↓
玉造温泉(宿泊)
↓
松江城
↓
カラコロ工房
↓
島根県立美術館(夕日)
↓
松江駅
| ルート | 車での目安 | 公共交通の目安 |
|---|---|---|
| 出雲大社 → 稲佐の浜 | 約5分 | 徒歩 約20分 |
| 稲佐の浜(出雲大社)→ 玉造温泉 | 約40分 | 約1時間〜(乗り継ぎによる) |
| 玉造温泉 → 松江城 | 約20分 | バス 約30分 |
公共交通の所要時間は接続する便によって差が出やすいため、次の章で詳しく解説します。
おおまかな流れとしては「出雲大社→稲佐の浜→玉造温泉(宿泊)→松江城→カラコロ工房→島根県立美術館(夕日)」の順で回ると、移動のロスが少なくなります。
車なしでも島根女子旅はできる?
結論として、車がなくても島根女子旅は成立します。

一畑電車・路線バス・松江市内の周遊バス「ぐるっと松江レイクライン」を組み合わせれば、出雲大社・玉造温泉・松江城の主要スポットを回ることができます。ただし本数が限られる区間もあるため、事前に時刻を調べておくと安心です。
出雲エリア・松江エリアの公共交通事情
出雲大社と玉造温泉を直接結ぶバスは1日1本程度と本数が少ないため、一畑電車(出雲大社前駅⇔松江しんじ湖温泉駅、急行で40〜50分程度)を使って松江側へ移動し、そこから玉造温泉方面のバスに乗り継ぐルートが現実的です。
松江市内では「ぐるっと松江レイクライン」が20〜30分間隔で運行しており、松江城やカラコロ工房など市内観光に便利です。運賃・時刻は変更される場合があるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。


レンタカー派が楽になるポイント
荷物が多い、時間を有効に使いたいという方はレンタカーの方が身動きが取りやすくなります。
出雲空港・松江駅周辺にレンタカー店舗があり、乗り捨てプランを使えば「出雲空港で借りて松江駅で返す」といった移動もできます。
島根女子旅の予算目安
島根女子旅にかかる費用は「交通費」「宿泊費」「観光費」「食費」の4項目で考えると計算しやすくなります。
ここでは1泊2日・1人あたりの目安を出発地別に紹介します。実際の金額は時期・宿・移動手段によって変動するため、あくまで目安としてご覧ください。
| 出発地 | 交通費 | 宿泊費 | 観光・食費 | 合計目安 |
|---|---|---|---|---|
| 東京発(飛行機) | 約2.5万円〜 | 約1〜2万円 | 約1万円 | 約4.5〜5.5万円 |
| 大阪発(新幹線・高速バス) | 約1〜1.5万円 | 約1〜2万円 | 約1万円 | 約3〜4.5万円 |
交通費:東京発は飛行機(出雲空港・米子空港)、大阪発は新幹線または高速バスが中心です。早めの予約や航空券比較サイトを使うと費用を抑えやすくなります。
宿泊費:玉造温泉の旅館は1泊2食付きで1〜2万円台の宿が中心です。女子旅向けの3人ベッド洋室や露天風呂付き客室は、相場よりやや高めになる傾向があります。

観光費:出雲大社・玉造温泉の街歩き・松江城の天守以外は拝観無料のスポットが多く、大きな出費にはなりにくいエリアです。
食費:出雲そばや玉造温泉の食べ歩きグルメは1食1,000〜2,000円程度が中心です。旅館の食事付きプランを選べば、食費を抑えつつしっかり楽しめます。
旅行費用を抑えたい方は、早割航空券や宿泊予約サイトのセールを利用すると数千円〜1万円程度安くなることもあります。
【1泊2日】王道モデルコース
モデルコースのポイント
- 車なしでも回れる:一畑電車・路線バスの乗り継ぎで対応可能
- 移動時間の目安:1日目・2日目とも移動だけで合計2〜3時間程度
- 歩行距離:出雲大社の参道往復と玉造温泉の街歩きで、1日あたり4〜6km程度歩く想定
- おすすめ出発時間:出雲大社は朝9時台の到着だと参道が比較的落ち着いています
週末やハイシーズンは、出雲大社の一の鳥居から二の鳥居にかけての神門通りを車で通ると渋滞しやすく、思った以上に時間がかかることがあります。同様に松江城も週末は大手門前の駐車場が混み合いやすいため、午前中の早い時間に動くのがおすすめです。
Day1:出雲大社エリア
- 9:00 出雲大社を参拝(本殿・素鵞社まで)|滞在目安 1〜1.5時間
- 11:00 神門通りで出雲そば・食べ歩きスイーツを楽しむ|滞在目安 1時間程度
- 13:00 稲佐の浜へ(砂を持ち帰る場合は事前に授与所で「御砂」を頂いておく)|滞在目安 30分〜1時間
- 16:00 玉造温泉へ移動、旅館にチェックイン
出雲大社の参道である神門通りには和スイーツや可愛い雑貨店も並び、食べ歩きも女子旅の楽しみのひとつです。


Day2:玉造温泉・松江エリア
- 7:00 玉湯川沿いをそぞろ歩き、玉作湯神社を参拝(朝は混雑しにくくおすすめ)|滞在目安 30分〜1時間
- 8:30 玉造温泉の街歩き・足湯・姫ラボでコスメを見る|滞在目安 1.5時間程度
- 11:00 松江城周辺へ移動し、ランチ|滞在目安 1時間
- 13:00 松江城天守を見学、堀川遊覧船やカラコロ工房で城下町散策|滞在目安 2〜3時間
- 16:00 島根県立美術館・宍道湖周辺で夕日鑑賞(時間が合えば)|滞在目安 30分〜1時間
玉造温泉の温泉街は日中、チェックイン前後の時間帯に人通りが増えやすい一方、朝は比較的落ち着いています。玉湯川沿いを歩きながら玉作湯神社まで参拝するコースは、朝の空気の中で写真も撮りやすくおすすめです。


「1泊2日だと少し忙しい」
「もっとゆっくり回りたい」
という方は、出雲大社・足立美術館・松江を巡る2泊3日のモデルコースもおすすめです。

女子旅におすすめ観光スポット
モデルコースには入りきらない、女子旅で人気のスポットをテーマ別に紹介します。
縁結びスポット

出雲大社:縁結びだけでなく、うさぎの石像や神門通りの和スイーツなど、写真を撮りながらゆっくり散策できるスポットです。本殿の裏手にはうさぎの石像が点在しており、本殿に向かって手を合わせているような姿のうさぎもいて、参拝の合間の撮影スポットとして人気です(参拝そのものについてはDay1のモデルコースで紹介した通りです)。

稲佐の浜:神話の舞台としての雰囲気とともに、海と空を背景にした写真映えも楽しめるスポットです。夕方は多くの人で賑わいますが、午前中は人が少なく、ゆっくり写真を撮りやすい時間帯です。
温泉・美容スポット

玉造温泉:「日本最古の湯」のひとつとされ、美肌の湯として知られています。泉質が肌にやさしいといわれており、浴衣で温泉街を散策する時間そのものが女子旅らしい思い出になります。

姫ラボ:温泉水コスメを実際に試せるため、お土産探しにも人気です。玉造温泉水を配合したコスメを扱う地元発のショップで、玉造温泉街に本店とアートボックス店の2店舗があります。全商品を試せるテスターブースがあり、看板商品の洗顔石けんが人気です。
公式サイト:姫ラボ|玉造温泉美肌研究所

足湯:友人同士でおしゃべりしながらひと休みできる、女子旅ならではの立ち寄りスポットです。玉造温泉街には無料で入れる足湯が点在しており、散策の合間に立ち寄りやすくなっています。

写真映えスポット

島根県立美術館・宍道湖うさぎ:宍道湖畔に建つ美術館の庭には、12羽のうさぎのブロンズ像が並んでいます。前から2羽目のうさぎに西を向いて触れると幸せが訪れるといわれており、夕日と一緒に撮影すると特に映えるスポットです。美術館の庭は入館料なしで見ることができ、開館時間は夕日に合わせて延長される日もあります(3〜9月は日没後30分まで、10〜2月は18:30まで、火曜・年末年始休館)。


カラコロ工房:レトロな建物を背景にした写真は、旅の思い出としてSNS映えもします。旧日本銀行松江支店を活用した複合施設で、登録有形文化財の重厚な建物とレトロな雰囲気が魅力です。ショップや飲食店が入っており、松江城周辺散策の合間に立ち寄りやすいスポットです。ピンクのポストも人気!
公式サイト:カラコロ工房(営業時間・定休日は施設・店舗により異なるため公式サイトでご確認ください)
歴史スポット

松江城:現存12天守のひとつで、2015年に国宝に指定されました。天守からは城下町や宍道湖方面を一望でき、天気の良い日は写真映えも楽しめます。堀川遊覧船で外側からお城を眺めるのもおすすめです。

縁結び・開運のご利益をしっかり回る参拝順
縁結び・開運を意識して回るなら、出雲大社→稲佐の浜→玉造温泉(玉作湯神社)の順に参拝すると、神話の流れに沿った参拝になります(ルートの詳細はDay1のモデルコースをご覧ください)。
出雲大社の参拝作法は「二拝四拍手一拝」で、一般的な神社の作法である「二拝二拍手一拝」とは拍手の回数が異なります。慣れない方は、本殿前の案内板を確認しながら参拝すると安心です。

玉造温泉の玉作湯神社は「願い石」「叶い石」で知られる縁結びスポットです。
社務所での御朱印・叶い石の授与は平日9:00〜12:00・13:00〜17:30、土日祝8:30〜17:30が目安(変更の可能性があるため最新情報は公式でご確認ください)。参拝そのものは終日可能なので、朝の散策と合わせて立ち寄るのがおすすめです。


玉造温泉の宿・部屋選びで失敗しないポイント
Day1の宿泊先である玉造温泉では、女子旅ならではの悩みとして「3人以上で泊まるとき、布団の相部屋になってしまう」という不安をよく耳にします。
玉造温泉には和室・洋室・ベッド3台対応の部屋など、宿によって客室タイプが異なります。予約前に部屋タイプを確認しておくと、当日の「じゃんけんで負けた人が布団」という事態を避けやすくなります。

記念日や特別な旅行なら、露天風呂付き客室のある宿を選ぶのもおすすめです。

女子旅におすすめグルメ・カフェ
島根女子旅で外せないグルメを、出雲・松江エリアそれぞれ紹介します。

出雲そば:丸ごと挽いた蕎麦の実を使う独特の製法が特徴で、割子そばや釜揚げそばのスタイルで提供されます。
出雲大社参道の神門通り周辺には食べ比べできる店も多くあります。食べ比べを楽しみたい方は、神門通り周辺の複数店を巡るのも女子旅ならではの楽しみ方です。

和スイーツ・カフェ:玉造温泉には食べ歩きグルメやカフェが点在しており、散策の合間に立ち寄りやすいのが魅力です。温泉街を散策しながら食べ歩きを楽しめるため、カフェ巡りが好きな方にも人気です。


日本酒:島根県は地酒処としても知られており、旅館の夕食や松江市内の飲食店で島根の地酒を味わうこともできます。
よくある質問
- 島根女子旅は何泊がおすすめ?
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出雲大社・玉造温泉・松江城の主要3エリアを一通り回るなら1泊2日で十分に周れます。出雲大社周辺の食べ歩きや玉造温泉でのんびり過ごす時間も取りたい場合は、2泊3日にすると余裕を持って楽しめます。時間に余裕がある方は、出雲大社・足立美術館を巡る島根2泊3日モデルコースも参考にしてみてください。
- 車なしでも島根女子旅は楽しめる?
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一畑電車や路線バス、松江市内の周遊バス「ぐるっと松江レイクライン」を組み合わせれば、車がなくても主要スポットを回ることができます。ただし本数が限られる区間もあるため、事前に時刻表を確認しておくと安心です。詳しいルートは記事内「車なしでも島根女子旅はできる?」の章で紹介しています。
- 女子旅ならどこに泊まるのがおすすめ?
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島根女子旅では、美肌の湯として知られる玉造温泉での宿泊が定番です。温泉街を浴衣で散策できる立地の良さに加え、女子旅向けにベッド3台対応の洋室や露天風呂付き客室を用意している宿もあります。詳しくは玉造温泉 女子旅3人全員が正ベッドで眠れるおすすめ洋室宿3選で紹介しています。
- 島根女子旅のベストシーズンはいつ?
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桜が咲く春や紅葉が色づく秋は、稲佐の浜や宍道湖周辺の景色が特に映えるといわれています。夏は稲佐の浜での海景色、冬は雪化粧した松江城など、季節ごとに異なる魅力があります。
- 雨の日でも楽しめる?
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玉造温泉の温泉街やカラコロ工房、島根県立美術館など屋内・屋根付きで楽しめるスポットも多いため、雨の日でも観光しやすいエリアです。出雲大社の参道は屋根がない区間もあるため、折りたたみ傘があると安心です。
- 玉造温泉の宿は女子3人でも泊まれる?
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玉造温泉には女子旅向けにベッド3台対応の洋室を用意している宿もあります。相部屋で布団を敷くスタイルに抵抗がある場合は、事前に客室タイプを確認しておくのがおすすめです。詳しくは玉造温泉 女子旅3人全員が正ベッドで眠れるおすすめ洋室宿3選で紹介しています。
